あの時の、 ページ6
ー銀時サイドー
「いやー、迷わずこられてよかったです!」
息を吐きながら、椅子へと腰掛けた女。
その向かいに座る俺たち三人。真ん中の俺は、
両サイドから訝しげな目線を感じており。
「・・・銀さん」
「・・・銀ちゃん」
いくら積んだアルカ、と神楽。
合法なんですよね?、と新八。
どちらも勘違い極まりねェ上に、俺に対する
信用度の低さがうかがえる。
「アホか。・・ーー俺ァ下品なガキみてーに
真昼間から呼び込んだりしねェ」
「つまり夜は呼び込んでるんですよね。
やめてくださいよ年頃の女の子もいるのに」
「格好つけて言ってるだけで中身は
下の下アル。ゲスアル」
「テメェら言葉で俺をなぶり殺してーのか!」
そんなやりとりを繰り返していたところ、
すっかり置き去りとなった依頼人らしい女は
「あのー、」と。
「今の話から察するに、お子様方は何か勘違い
なさってるようですね!私はあなたがたの
お父様の頼んだデリ○ルではありません!」
「おいちょっと待て!俺子持ちじゃねーよ!
勘違いしてんのそっちもだからな!」
「ーーー私は、占い師です!」
「人の話を聞け!」
・・・と、あれ?こんなやりとり、そういや
最近どこかで一度あったような_____
「ーーー・・あ」
その時、俺はある可能性が頭に浮かんだ。
真偽を確かめるべく、もう一度、
目の前の美女を眺めてみる。
・・・あぁ、やはり、
「お前、ーーーあの時のインチキ占い師か!」
「インチキとは失敬な!」
まだ未熟なだけです!、と反論を繰り広げる
女の口調、声・・。
あの時のあいつで間違いない
159人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
シュシュ☆☆(プロフ) - 紫蘭さん» ありがとうございます!訂正いたします! (2017年5月3日 9時) (レス) id: 61b42241f1 (このIDを非表示/違反報告)
紫蘭(プロフ) - スピリチュアルのところで、「今呪い殺した“胃”相手とかいない?」になってます! (2017年5月2日 14時) (レス) id: 1847792d84 (このIDを非表示/違反報告)
シュシュ☆☆(プロフ) - しらたま。さん» ありがとうございます!楽しんで書かせていただくので、皆様にも伝えられる作品にしていきたいと思います!よろしくお願いいたします! (2017年4月26日 13時) (レス) id: 61b42241f1 (このIDを非表示/違反報告)
シュシュ☆☆(プロフ) - 戦胡蝶さん» ありがとうございます!そう言っていただけると、救われます!笑。最初の1話しか考えてなくて、今迷走中です!作者と夢主の暴走を、見守ってください! (2017年4月26日 13時) (レス) id: 61b42241f1 (このIDを非表示/違反報告)
シュシュ☆☆(プロフ) - 紫蘭さん» 有難うございます!私まで頭の中がハチャメチャになっちゃうような作品を目指します!笑。的中率は上がるのか!?みたいな…。ノープランで書いてます!ぜひおヒマな時にでもよろしくお願いします! (2017年4月26日 13時) (レス) id: 61b42241f1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:シュシュ☆☆ | 作者ホームページ:
作成日時:2017年4月23日 0時