初っ端から最終段階 ページ7
「ーー何だ何だ！？道場破りか！？」
「おい！人手を集めろ！攘夷グループかもしれねーぞォォオ！」
途端に騒がしくなった屋敷の中。
門の中を覗き込めば、男が２人、こちらへ向かってくる。鬼の形相である。ーーが、
飛び出てきて私を見るなり、
きょとんと表情を変えた。
「ーーーって、・・は？お、んな？」
「やはり来て正解でした。実に騒がしい」
なるほど。爆破に加えてやかましいときたか。
こいつらが改めない限り、安住はなさそうだ。
黒服ペアルックの男性２人を見上げる。
屈強な体つきをしているし、ーーまさか、
．
「・・おい、何してんだテメェら。朝っぱらからうるせーぞ」
「「ふ、副長！」」
「総悟の野郎知らねーか」
「ーーーマフィア」
ボスだ。組長がでてきた。さすがの貫禄である
・・鋭い眼光に睨み殺されそうだ。
そしてなるほど。黒煙の謎が解けた。
仲間内で内乱でも起きて、銃撃戦を繰り広げて
いたのだろう
これは心してかからねば、流れ弾が私の心臓を
貫ぬかんとも限らない。
「・・・あ？何だこの女」
けれども、ーー決して臆してはいない。
近くにチャイニーズマフィアがいようと、ジャパニーズマフィアがいようと、あの格安物件を
手放す理由にはならないのだ
「すみません。ご挨拶遅れました。ーー私、
昨日この近所に越してきた葉山という者です」
「・・葉山だァ？」
その眼光が鋭くなる。ーーそういえば、腰には
物騒な物がギラついている。
最近のマフィアンは刀がオツなのか。
「・・あぁ、あの家の住人か。引越しの挨拶なら必要ねーぞ」
「心配しなくてもそんなことはいたしません」
「何だこいつ」
まずは第一段階。
「お言葉ですが、ボスさん」
「は？ボス？」
「ーーーうるさいです、ここ」
回りくどい交渉をして私の安住の時間を減らしたくないというか何というか。・・つまり、
第一段階っていうか、ーー初っ端から最終段階
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ヤリマン - 耳栓すればよくね？ (2021年3月31日 20時) (
レス) id: 5160686bc8 (このIDを非表示/違反報告)
シュシュ☆☆(プロフ) - いちごさん» ありがとうございます！私の拙い文章をそこまで褒めてくださって…嬉しい限りですっ！私の自己満足のような小説ですが、楽しんでいただけると嬉しいです！ (2017年3月20日 10時) (レス) id: 61b42241f1 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - シュシュさんの小説が一番大好きです！キャラクターの口調や性格をよく捉えていて、言葉遣いも巧みでいつも楽しみにしています！上から目線ですみません…>_<これからもずっと応援してます！ (2017年3月20日 4時) (レス) id: cb24aca9f8 (このIDを非表示/違反報告)
シュシュ☆☆(プロフ) - 染井芳野さん» 誠に申し訳ありません…！私の管理不足でございます。これからは、このようなことがないよう注意いたします。ご指摘、本当にありがとうございます。 (2017年3月13日 12時) (レス) id: 61b42241f1 (このIDを非表示/違反報告)
染井芳野(プロフ) - ミミさん» コメント欄でのチャットは、他の読者の迷惑になるのでCOMMUなどの利用をするべきだと思います。 (2017年3月13日 12時) (レス) id: 235460ef5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シュシュ☆☆
| 作者ホームページ：
作成日時：2017年3月1日 14時
