【銀魂】ポリス×ポリス

支離滅裂 ページ18

「ーーーお、おわったちくしょー・・」




何が終わったかというと、例のあの事件だ。
私たち奉行所の担当業務が終わったのである。
一度捜索を休止した私たちは、一週間後、また
再開して。・・そこからはトントン拍子だった
というわけだ。




つまるところ、事件が解決したのである。


そしてまことに不本意であるが、
結局敵のアジトを暴き出したのは
真選組の監察であって。手柄は勿論奴らのもの


そりゃあ私たちの調査結果も手を貸したが、
何というかこう、・・まことに遺憾である。









(・・それに、)




敵が尻尾を出したのは、あっちが油断していた
という事実があって。ーーそれはおそらく、
沖田総悟の発案により、一度捜索を休止した
ことが大きいだろう。









「ーーあぁああ悔しい！！！」




ボコスカと机を殴る私を、ぎょっとした目で
見つめる部下は置いといて。








「・・ま、他の被害者がでなかったのは
幸いだったけどさ」





ちなみに案の定、恨みによって行われた
犯行であったそうだ








「あのー、姐さん大丈夫っすか」

「・・・あのねェ大丈夫に見える？」
「は、はい！見えません！」

「うるせー大丈夫だわ」
「エエェエ！どっちなんですか！？」






もう支離滅裂である。やけくそである。

だってチャランポランでどうしようもない
クズだと思ってた人間が、実はすごく頭の
キレる実力持ちだったりしたんだからね！？

・・そりゃむかつくでしょ！！







「あの、姐さん」
「今度は何！？」

「いや、・・仕事です」


「・・・・・ハイ」








ーーー・・あぁもう！
私に安らぎと優越が訪れるのはいつなのだ。

ゴリラ→←らしくなさすぎ

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