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思わぬ客ー銀時サイドー ページ26

俺らにとっちゃあ



思わぬ客がやってきた



















「んだよテメェら。
一人だけかと思いきや、まさか





・・・副長殿もおサボりか?」


「馬鹿か。総悟と一緒にすんな」




「ひでェな土方さん
俺だって今日は仕事で来てんですぜ」

「今日"は"だろーが」



















・・・まあ、ともかく、だ。

警察の仕事というのはこいつらの場合つまり




聞き込みとか、粛清とか、



・・・犯罪者の逮捕、とかなわけで。











店の奥で、Aが固まったのがわかった


















「んで?何しに来たわけ?」





「・・・対したことじゃねーよ
ちょいとばかり聞き込み調査に
協力願おうってんだ」


「ふーん」











・・・とりあえず、最悪な事態ではないようで




















「この店のもんに聞きたいんだが。」



「・・・親父さんは今いないの
私が答えるわ」












そういって
おもむろに顔を出したのはA











「んじゃ、軽く答えてもらったらいいから」


「・・・ええ」




















「実はですねィ


最近ってわけじゃねェんですが
警察内で手を焼いてる凄腕暗殺者が
ここらに逃げ込んでるって話なんでィ
まぁ、まだ噂段階なんですけど。


あと、顔もまだはっきりとは
わかってねーんですよ。

ただ見た目は・・・
まだ10代後半くらいの少女らしいでさァ


・・・怪しいもん、何かみませんでしたかィ」








「いや、わからないわ……
うちにくるお客さん、若い人は珍しいの


女の子はみたことないわ」












質問にうろたえる動作をみせず
冷静に答えていたが、


それでも、エプロンを握る手は
すこし震えていた












「わかった。
ま、怪しいもんみたら連絡してくれ」


「わかりました」













「ご協力ありがとうございやした。
お礼に土方さんおいて帰りますんで」

「ありがた迷惑だわ」



「だめだろそりゃ。
団子が黄色いアレに侵食されっぞ」




「どういう意味だゴルァ!?」


























「何しに来たんだろーな。あいつら」

「……さあ?」






立ち去る二人の背中に視線をむけるAの
表情からは、不安が読み取れる




















「大丈夫だよ。
・・・お前は今、普通に生きてる
ビビる必要なんざねーよ」




「・・・ええ」







小さく返事をするAの頭を
くしゃりとなでた

感覚で知るそれは。→←職務質問のような



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night - 言い表せないほど格好良かったです。ここまでの物を考えられるシュシュさんはきっと素晴らしい方なんだと思いました。最高です。素晴らしい物語を、ありがとうございました。(口下手ですみません) (2017年8月18日 22時) (レス) id: c9c76cd361 (このIDを非表示/違反報告)
シュシュ☆☆(プロフ) - 華桜さん» 本当ですか!?嬉しいです!最後まで読んでくださって、光栄です!ありがとうございました! (2016年7月24日 9時) (レス) id: 61b42241f1 (このIDを非表示/違反報告)
華桜 - 涙で前が見えないっ…!ラストで一人号泣してました。とても素晴らしいお話です! (2016年7月24日 0時) (レス) id: cc8f06af1c (このIDを非表示/違反報告)
シュシュ(プロフ) - 月夜の銀の魂さん» コメントありがとうございます!読んでくださってすごく嬉しいです!楽しんでいただけていれば光栄です! (2016年6月18日 10時) (レス) id: 61b42241f1 (このIDを非表示/違反報告)
月夜の銀の魂 - とても面白かったです 最後は心臓バクバクでした。 絵もとても上手てうらやましいです (2016年6月18日 9時) (レス) id: 468a375fbb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シュシュ | 作成日時:2014年9月20日 20時

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