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味噌の有無 ページ21

ー沖田サイドー






テキトーに見つけた甘味処の外にある長椅子に
寝転がる

今日は比較的陽気がいいからか、
すぐに眠気が押し寄せてきた。

無遠慮なあくびをかましながら、
アイマスクを取り出した時。









「ーーーゲッ」
「「ゲッ・・」」

「あ、沖田さんじゃないですか。こんにちは」





見覚えのある3人組が現れた。

そのうち2人と俺の何とも嫌そうな声が
綺麗に重なる。



当たり前だ。歓迎するわけがねェ








「何でお前がここにいるアルカ!?」

「程よく街から離れてっからいいサボり場
なんでィ。邪魔すんなィ」




チャイナに苛立ちを覚えつつも、
これは当分うるさくて寝れねーな、と諦める。








「沖田くんさァ、何も頼まずに店に居座るのは
よくねーよ非常識だよ。だからみたらし頼めよ
俺たちのやつ」

「旦那に非常識といわれる筋合いはねーですよ
あと絶対奢りやせんから」

「うるせェ!大体テメェの財布に入ってんのは元々俺たち市民の金だかんな!?返金しろ返金!」


「屁理屈にもほどがありまさァ」








さすがは口先から生まれてきた男と
讃えるべきか。

ああ言えばこう言う。まあ、そういうことが
旦那の面白ェとこだが。









「どっこらせ」

「・・・誰がそこに座っていいって
いいやしたかねオジサン」

「お兄さんですー。別にいいだろ」

「寝てたんですが」

「長椅子はお前のベッドじゃありません」






旦那は遠慮なく俺の隣に腰掛けた








「・・・・ハァ」




で、何の用ですかィ、と問う。

この人が、用もないのに好んで俺の隣に
寄ってくるだろうか。確実に企んでる







「銀ちゃん!私はそいつと腰並べて
座るなんて嫌ヨ!!お嫁に行けなくなるネ!」

「誰もテメェの腰になんざ興味ねーよ
一人で振ってろィ」




そのあともチャイナがギャーコラと言ってた
気がしたが、フル無視する。

しばらくして、メガネと一緒に店の奥の席に
座ったようだ。









「ーーーー・・じゃあさ、あのマゾ忍びの
腰なら興味あんの?」

「は?」




旦那、あんたの脳は味噌詰まってんのか

甘い→←恐怖心



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神奈子 - わかりました!ありがとうございます!(*^^*) (2016年7月24日 0時) (レス) id: 1035a550d0 (このIDを非表示/違反報告)
シュシュ☆☆(プロフ) - 神奈子さん» ありがとうございます!その作品、私もお気に入りなのでいつかは番外編書きたいと思ってます!検討してみます!ありがとうございます! (2016年7月23日 10時) (レス) id: 61b42241f1 (このIDを非表示/違反報告)
シュシュ☆☆(プロフ) - 迦楼羅さん» 本当ですか!?嬉しいです…!!最後まで楽しんでいただける小説にします!頑張ります!最後までお付き合いいただけると嬉しいです! (2016年7月23日 10時) (レス) id: 61b42241f1 (このIDを非表示/違反報告)
シュシュ☆☆(プロフ) - 槊さん» コメントありがとうございます!ドMですよ!最後まで全開で頑張ります!爆笑していただけるような小説にします! (2016年7月23日 10時) (レス) id: 61b42241f1 (このIDを非表示/違反報告)
シュシュ☆☆(プロフ) - ミミさん» コメントありがとうございます!確かに少女漫画でてきそうですね! (2016年7月23日 10時) (レス) id: 61b42241f1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シュシュ | 作者ホームページ:   
作成日時:2016年7月11日 23時

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