検索窓
今日:10 hit、昨日:5 hit、合計:113,426 hit

恐怖心 ページ20

「それにしても膨大な量だな。
攘夷浪士関連か?」

「部外者が勝手に資料見るんじゃねーや」

「目隠しでもするか」
「いいや目潰し」

「・・・・・・がああああぁあぁあ!」






激痛が走る目を覆って悶える。
いや、何これ。痛いんだけど。









「こんな嬉しいサプライズを不意打ちで
仕掛けてくるとはどういうことだ」

「まじかこいつ」







なぜかどんびかれている気もするが
それもまたよし。





にやける頬を引っ張り上げていれば、
ふと、沖田の座る隣に置かれた刀が目に入る









「ーーーー・・そういや、沖田はその・・
ずっと刀を振るってきたわけか」

「ああ。それを手放しちゃ、
俺にゃ何も残っちゃくれねェからな」

「・・・そう」


「何でィ。急にしおらしいツラしやがって」

「心配するくらいなら罵れよ」
「全然しおれてねーな。通常運転だな」








ーーーー複雑なものが、少し胸をよぎる。









「ッ、・・今日は帰る」

「あっそう。もう二度とくんじゃねーぞ」









沖田は、真選組という組織に所属していて。

私が暗殺の依頼を受けたのだって、あいつが
殲滅した攘夷グループの生き残りから
買った恨みよりきたものだ。









(ーーーー・・人を殺して、生きてる)






それはつまり、常に危険な中で生きてるという
ことだ。そしてその危険は、一生続くのだ。







どれだけのプレッシャーと緊張、・・もしくは
恐怖なんてものを感じているんだろうか。









「・・・ハァ」







テキトーに立ち止まった家屋の屋根の上で
うずくまる。


・・・やってきたのは、恐怖心。

味噌の有無→←慣れ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (87 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
155人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 沖田総悟 , 忍者
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

神奈子 - わかりました!ありがとうございます!(*^^*) (2016年7月24日 0時) (レス) id: 1035a550d0 (このIDを非表示/違反報告)
シュシュ☆☆(プロフ) - 神奈子さん» ありがとうございます!その作品、私もお気に入りなのでいつかは番外編書きたいと思ってます!検討してみます!ありがとうございます! (2016年7月23日 10時) (レス) id: 61b42241f1 (このIDを非表示/違反報告)
シュシュ☆☆(プロフ) - 迦楼羅さん» 本当ですか!?嬉しいです…!!最後まで楽しんでいただける小説にします!頑張ります!最後までお付き合いいただけると嬉しいです! (2016年7月23日 10時) (レス) id: 61b42241f1 (このIDを非表示/違反報告)
シュシュ☆☆(プロフ) - 槊さん» コメントありがとうございます!ドMですよ!最後まで全開で頑張ります!爆笑していただけるような小説にします! (2016年7月23日 10時) (レス) id: 61b42241f1 (このIDを非表示/違反報告)
シュシュ☆☆(プロフ) - ミミさん» コメントありがとうございます!確かに少女漫画でてきそうですね! (2016年7月23日 10時) (レス) id: 61b42241f1 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:シュシュ | 作者ホームページ:   
作成日時:2016年7月11日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。