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理にかなう ページ12

ー沖田サイドー






「総悟?どうしたんだ、そのお嬢さんは」

「・・・は?」




朝、あくびを殺しながら廊下ですれ違った
近藤さんに挨拶すれば、

二言目に返されたのはその言葉。







とりあえず後ろを向いてみれば、
見覚えのあるバカが1人。









「近藤勲・・」



「ハァ。近藤さん違うんですこいつァ、」

「総悟は若いなァ!でも、屯所に連れ込んでる
ことがトシにバレたら怒られちまうぞー?」





怒られるとかそういう問題じゃない。
第一連れ込んじゃいねェ。

ちゃんと言い分を聞かせる前に
近藤さんは笑いながら去っていった。









「・・・何してんでィテメェは」

「決まってるだろ。お前を仕留める機を
伺ってるんだ。この前はよくもタバスコで
責めてくれたな」

「結論を全部責めに持っていくな」






そいつの手には、いつもと同様
麻縄とろうそくが握られている。









「今日こそお前の心を仕留めてやる!」








かわらねぇ。ぶれねェ。









(ーーーー・・ああ、そういやァ、)






ツッコミ忘れていたが、こいつはもともと
俺を殺しにきたはずだ。

何がどうなってこんなことになった。



なぜ俺は今、こいつのSMに
付き合わされそうになってるんだ。


よく考えりゃ、初めて会って数週間。
この女のことなど何も知らない。
謎も多い。



















「なあ、お前は俺のこと殺しにきたんだろィ」

「・・・・・・ソウダッタッケ?」

「白々しい」




まあとにもかくにも、
こいつはこいつで、本当はちゃんと
果たすべき役目があるわけだ






「俺たちゃ、互いの役目を全うすべきだと
思わねーか?」


「早く貶せよ」
「聞けよ」





ここは、話を続けることにする。








「・・・殺す側と殺される側、馴れ合いは
理にかなってねェ」








つまり俺は今、この常識外れの変態を
説得してやろうとしてるわけだ

悪運最強クラス→←はめられた



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神奈子 - わかりました!ありがとうございます!(*^^*) (2016年7月24日 0時) (レス) id: 1035a550d0 (このIDを非表示/違反報告)
シュシュ☆☆(プロフ) - 神奈子さん» ありがとうございます!その作品、私もお気に入りなのでいつかは番外編書きたいと思ってます!検討してみます!ありがとうございます! (2016年7月23日 10時) (レス) id: 61b42241f1 (このIDを非表示/違反報告)
シュシュ☆☆(プロフ) - 迦楼羅さん» 本当ですか!?嬉しいです…!!最後まで楽しんでいただける小説にします!頑張ります!最後までお付き合いいただけると嬉しいです! (2016年7月23日 10時) (レス) id: 61b42241f1 (このIDを非表示/違反報告)
シュシュ☆☆(プロフ) - 槊さん» コメントありがとうございます!ドMですよ!最後まで全開で頑張ります!爆笑していただけるような小説にします! (2016年7月23日 10時) (レス) id: 61b42241f1 (このIDを非表示/違反報告)
シュシュ☆☆(プロフ) - ミミさん» コメントありがとうございます!確かに少女漫画でてきそうですね! (2016年7月23日 10時) (レス) id: 61b42241f1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シュシュ | 作者ホームページ:   
作成日時:2016年7月11日 23時

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