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「・・ヘェ、野郎がねィ」
久々に一緒に寝ようと、
布団を引っ張り、兄ちゃんの部屋へ。
やはり仕事は終わってないのか、机の上に
こんもりと乗った書類の束を、無造作に
隅に追いやり、私の寝場所を確保してくれた。
「うん。びっくりしたけど、・・誘ってもらえたことってあまりないから」
「ま、奴ァ筋金入りの社畜でィ。女より仕事。
典型的なダメ男だ。・・つーわけでそろそろ
あんな野郎捨てた方がいいんじゃねーのかィ」
「す、捨てるって！土方さんをゴミみたいに」
「ゴミだろ」
清々しいほどきっぱりと言われてしまう。
まあ兄ちゃんは土方さんに対して尊敬の念を
口にするなんてことは絶対にないだろうし。
「二人で行くのはいいが、襲われねーように
気をつけろ」
「そ、そんなことしないよ！」
「普段すかしてる野郎ほど、
中身はむっつりムラムラしてんでィ」
「むっつり、ムラムラ・・」
それは、私に対して？
「兄ちゃん冗談きついよ。・・私にそんな
魅力があるわけないじゃん」
仮に土方さんがむっつりムラムラだとしても、
私がそれを引き出すのは100%無理である。
「な、なんたって、胸が・・」
ーー"ない"、なんて。
言葉にするのはあまりに悲しすぎる
「姉上は、大きかったのに」
世の中、遺伝子とはなんと不平等なものか。
念のためにちらりと下を見てみたが、
・・やはり、見晴らしがいい。山がない。
女子にあるべきそれが、ない。
「・・・ぅ、」
「おーい泣くな泣くな」
大きな手が強めの力で私の髪を乱す。
心配いらねーよ、なんて言葉とともに。
「なんたって土方はロリコンだぜ。
盛り上がってねー方が逆に萌えるってもんでィ
お前はロリコン体現してるようなもんだし」
「ひ、ひどい」
兄ちゃんは、今日少し機嫌が悪い。
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わー - 凄く面白い作品で本編が終わるとかも短編集が終わる時も、もっと見たいという名残惜しい気持ちでいっぱいでした。土方さんだけに関わらず作品に出てくる全てのキャラと主人公の関係が大好きでした！このコメントを読まれるか分かりませんがお疲れ様でした！また読みます (2022年8月18日 23時) (
レス) id: eba973b108 (このIDを非表示/違反報告)
ミー - 自分なりのミニマム最終回の続きやってみました (2018年8月11日 12時) (レス) id: cbdaf79d75 (このIDを非表示/違反報告)
ミー - シュシュちゃんの作品はとても好きなのでこれからいっき見してみようと思います! (2018年8月11日 12時) (レス) id: cbdaf79d75 (このIDを非表示/違反報告)
ミー - 考えた内容としては沖田が２人の話聞いちゃって周りに沖田のせいでバレちゃって慌てていた所に久しぶりに近藤さん達に再会する。兄との会話は思いつきませんでした。私では力不足なので分からない事が多くて･･･大丈夫ですかね？出来たら返信お待ちしています。 (2018年8月11日 12時) (レス) id: cbdaf79d75 (このIDを非表示/違反報告)
ミー - 恥ずかしながら戻ってきてしまいました。とてもお久しぶりです。あれから自分なりに考えたのですが主ちゃんが19才でプロポーズを受けるのって早いですかね？後、ザキと終兄さんとの掛け合いもやってみました! 続く (2018年8月11日 12時) (レス) id: cbdaf79d75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シュシュ
| 作者ホームページ：
作成日時：2016年3月31日 16時
