【銀魂】＊ミニマム＊番外編

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「ーーーと、いうことで！きょ、今日は
私なんかをお誘いいただき本当にありがとう
ございます！迷惑かけないように精一杯頑張りますのでよろしくお願いします！」

「何お前その挨拶。バイトの面接？」





鼻をほじりながら待ち合わせ場所で私を
待ってくれてきた銀さんと

神楽ちゃん、新八君。







「ここにきてるってこたァ、
あの過保護野郎共にゃバレなかったのか」

「兄ちゃんと土方さんですか？大丈夫でした！
一応、当日までは秘密って銀さんと
約束しましたから！」




ま、今日会うのはしかたねーからな、と。








「・・んー、何度見てもあのクソサド野郎の
妹だとは思えないネ。似てるの顔だけアル」

「か、神楽ちゃん？顔近い・・です」






何やら難しい顔で呟く神楽ちゃん。ちなみに
彼女も、今日は見慣れたチャイナ服ではなく
可愛い浴衣を着て、髪を結い上げている。








「Aさん、今日はよろしくお願いします」

「あ、は、はい！！こちらこそ！」




律儀に声をかけてくれる新八君に慌てて
頭を下げていれば、突如銀さんに
後頭部を小突かれた







「ほれ、ぼさっとしてねーでたこ焼き
買いに行くぜ」

「・・・わ、私のおごりですか？」

「ったりめェだろ。むしろ妥協して
やってんだぞ？報酬にしちゃ安い」

「え？ほ、報酬？」

「一応今回のこれ、依頼ってことで
処理すっから」

「ええ！？」









まあ、そうだよね・・。

せっかく付き合ってもらってるんだから
何かおごるくらいはしなきゃね。






「よ、よし！奢らせていただきます！」

「そのイキだぞ、沖田妹」




「・・銀さん、汚いです」

「黙ってろ。たこ焼きのためならいくらでも
手を汚してやる」

「ーーーおいお前ら遅いヨ！！早く屋台
見にいくアル！」







すでに走り出してしまった神楽ちゃんに、
銀さんと新八君はやれやれと苦笑し、

私は小さなワクワクを胸に芽生えさせていた

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