存在変化 ページ36
「沖田君は何点だったんですか?」
「…95点」
「すごい。
4分の1でなんでそんなに当たるんですか
エスパーですか。占い師ですか」
「誰しもがテメェみたいなギャンブラーじゃ
ねーんだよ。俺ァちゃんと勉強してまさァ」
「じゃ、どうやって勉強してるんですか」
「ノートの見直し」
「沖田君、いつも寝てるじゃないですか」
「土方コノヤローの勉強効率を下げるために
テスト前にちょいと拝借するんでィ
だから俺がノートとる必要はありやせん」
…ま、最近はそれに気づいて
土方さんはノート隠すようになっちまったが。
.
「…わかりました。今日学んだことは
沖田君の腹黒さですね。
…よし、お開きにしましょう」
「勝手にまとめんじゃねーや。
つかろくなもん学んでないじゃねーかィ」
.
.
まずは文法問題を解け、とだけ指示を残し
俺は眠りについた
.
.
「ん…」
「あ、やっと起きた」
「……は?」
.
気づけば、目の前には奴の顔
目をパチリとあけて。
.
「…何見てんだ」
「いや、全然起きないから
眠りのスペック高いなと思って」
.
…どうやら俺ァ、眠りのスペックが
高いらしい
.
.
そこで、なぜか急に
今はこいつと2人なんだという意識が芽生えた
.
そう考えた途端、胸がざわざわと喚く
.
「沖田君、顔赤いですよ?」
.
Aの冷たい手は
俺の額に添えられて。
.
「……熱はないみたいですね
てかこの方法って本当に熱測れるんですかね」
「結局わかんねーのかよ」
.
.
.
…俺にとってのこいつの存在は
.
…多分、特別なものに変わりつつある
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シュシュ☆☆(プロフ) - すみかさん» 私もちょっと気になります笑。それなりに、食べられるのでは…?と! (2016年9月18日 23時) (レス) id: 61b42241f1 (このIDを非表示/違反報告)
すみか(プロフ) - かき氷の、シロップ全かけって美味しいのかな…( ☆∀☆) (2016年9月18日 22時) (レス) id: e995f3fc57 (このIDを非表示/違反報告)
シュシュ(プロフ) - すみこさん» ありがとうございます!結構つっこむ沖田君すきです!読んでくださりありがとうございます! (2016年4月12日 19時) (レス) id: 61b42241f1 (このIDを非表示/違反報告)
すみこ(プロフ) - 沖田のツッコミ?的なところが面白い…((´∀`*))ヶラヶラ (2016年4月12日 18時) (レス) id: f52ce25f50 (このIDを非表示/違反報告)
シュシュ(プロフ) - にゃつき。さん» コメントありがとうございます!楽しんでいただけていれば幸いです! (2015年12月22日 15時) (レス) id: 3d9f014fa5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シュシュ | 作成日時:2014年9月4日 22時