【銀魂3z】頭のネジ、落ちてませんか？

種目決めの難点 ページ30

「私、別にやってもいいですよ」





．







Aに注目が集まる






．







「…いいんですか？Aさん…」







「別に。…というか、ぶっちゃけ今



…眠たいし」





．





早くHR終わらせて寝させてください、
と、つけたしあくびをかます







．









…どんだけ自由なんだこいつ






「え…えーと、じゃあ、Aさんが
立候補してくれたので、次はペアの男子を…」







．








…そこで挙手できる
勇者などいるわけもなく。






当たり前でィ

相手はAなのだから







．








「あの…いませんか？」






「新八ィ、お前いけヨ！
そのメガネ、ここで使わずして
どこで使うアルカァ！？」



「メガネ関係ねーだろうが！！
つか僕にかかってる時点でこのメガネは
大活躍してんだよ！失礼なこと言うな！」







．








…こんな不毛な争いの根源は


既にのんきに机とランデブー







．







．








「ったく…くだらねェ
全然きまんねーだろうが。




俺が行く」







土方の声があがるのは…まあ予想できた。









。






「…いや、俺が行きまさァ」






．






……何便乗してんだ俺

奴と足をひとくくりにして
肩を組んで呼吸をあわせんだぞ






．







「土方さんは騎馬戦でうまく帽子ごと
頭もぎ取られてきてくだせェ」


「お前は運動会で何回俺を殺す気だ」






．








土方が扱いなれねェAに
手を焼く姿を拝むのも悪かねーだろィ






．





．









…ただ、Aと土方の野郎の
そのときの姿を想像して見れば







．







．








…なぜか無性に腹が立ったんだ

輝きというかなんというか→←決め方は単純に。

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