【銀魂3z】頭のネジ、落ちてませんか？

ノート ページ18

文化祭がおわって少したった






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燐条の方は通常運転



テストが近いといって
皆が焦り出すこの時期にも





授業なんざ聞いてる様子がねェ






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｢……あ、ノート忘れた｣






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…まあ、俺みたいに寝ちまってるわけじゃ
ねーらしいが。







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｢……そうだ。机に書こう｣






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……机に書こうってどういうことだろう。






チラっと見てみれば


隣では、机に国語の漢文が写されていく







…ノートの代用品として
机を使用すること自体が燐条クオリティ




…やべーよ。
スペック高すぎだろィ









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なんてことを考えてる間も…






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｢意外とつくえって書きやすい｣






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とかなんとか抜かしてやがる








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｢いて…｣





｢おーい、燐条


先生の授業はしっかり聞け
机に落書きなんかするんじゃありませーん｣






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…銀八の投げたチョークが見事にやつに当たり









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｢あ、はい｣







素直に返事するそいつ








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｢わかればいい｣







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…わかってねーのどっちだよ。


黒板に描かれた下手くそなパフェの絵をみて
苦笑いを浮かべる








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授業が終了すると、

燐条はスマホを取り出し、カメラを開く








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机にピントを合わせているところをみれば
さっき机にとったノートを写メっているらしい









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｢はい、チーズ｣








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…何がチーズ？







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｢おお…綺麗にとれた｣







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……なんというかこいつ…









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……頭のネジ、
マジでどこに落としてきたんだろうか。

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