雰囲気チェンジ ページ15
「・・これ、うまく従業員として
こき使われてないかしら」
在庫の整理をしながら、ため息一つ。
忍び込むと言っても、在庫整理やら
電球取り替えやらさせられるなんて
扱いはバイトとそう変わらない
「酢昆布に埋れるってこういうことアルナ」
「あなたは何をしているのかしら神楽ちゃん」
「埋れてるアル」
「それはわかってるわ」
見ているだけですっぱいイメージが口に
広がってしまうその赤いパッケージに埋れ、
うっとりとする神楽ちゃん
言っとくけどそれ補充するための商品だから。
「うはは、雑誌タダで読み放題ってのも
なかなかいいもんだなオイ」
「ちょおおおお！銀さん！何で袋とじ
こじ開けてんですか！！」
「いやつい」
「ついじゃねーよォォォ！」
そして新八君のツッコミが響くひと気のない
コンビニ。
・・なんというか、もうどこからどうみても
私達が犯人に見えるのだけれど。店員が店の中
物色してるようにしか見えないのだけれど。
「全く、・・・いい加減にしてくれる？
これじゃこの店隙だらけだわ」
これでは私の野望が達成できないではないか
犯人は撃退ではなく捕縛。
これを達成しなければ、野望達成なならない
「お前も読めよ。モテモテ女子の三原則って
のがあるぜ。お前にぴったりな・・ぶべほ！」
「それはつまり、私がモテないと言いたいのかしら」
ニヤつくクソ野郎の頭にフランクフルトの串を
投げつけ、噴射する血液をみていれば。
「ーーーあ、いらっしゃいませヨォ」
いつの間にか店員の定位置といか、レジに
スタンバイしていた神楽ちゃんの気だるげな声
とともに、・・自動ドアが静かに開いた
一人の男が、のそのそと入店する
「ーーー・・あいつだ」
ポツリとつぶやいた銀時さんの目が
見極めるように鋭く光る。
一目でわかった、という感じだ。
なぜだかそれには妙な説得感があって。
(・・時々雰囲気がかわるのよね、この人)
銀時さんの雰囲気の変化に気圧されつつも
店員フォーメーションをとる私達。
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シュシュ(プロフ) - ポキポキポッキーさん» コメントありがとうございます！前途多難ですね…ほんとに笑 温かく見守っていただければ嬉しいです！ (2015年12月20日 20時) (
レス) id: 3d9f014fa5 (このIDを非表示/違反報告)
ポキポキポッキー(プロフ) - 続編おめでとうございます！ついにくっつきましたが前途多難そうですね(笑)続編でも頑張ってください、応援しています！ (2015年12月18日 0時) (レス) id: 2f2cad61da (このIDを非表示/違反報告)
シュシュ(プロフ) - ハイデマリーさん» コメントありがとうございます！どうしても他キャラの小説なのに沖田さんを絡ませてしまう私…。喜んでいただける方がいらっしゃると嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2015年12月15日 20時) (レス) id: 3d9f014fa5 (このIDを非表示/違反報告)
シュシュ(プロフ) - 夜桜さん» コメントありがとうございます！風変わりな夢主ちゃん、温かく見守っていただければと思います！ (2015年12月15日 20時) (レス) id: 3d9f014fa5 (このIDを非表示/違反報告)
ハイデマリー(プロフ) - 沖田さんが出てきた(*´∀｀*)ｷｬｰ 銀さんオチなのに沖田さんに反応してしまう自分…(笑) やっぱり面白いです(*´-`)テスト期間なのに読んでしまうくらい!!!← (2015年12月12日 12時) (レス) id: e0258c611f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シュシュ
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作成日時：2015年12月5日 10時
