近キョリ恋愛 (ページ3)

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公園に着いたら
やっぱり美麗がいた。

これは告白現場だ。

男｢取り敢えずデート…してくれないかな｣

美｢デート…
どうしよっかな～｣

耳に髪をかけながら照れる美麗

(美麗可愛いな～。)

横を見たらハルカと奏多は
いなかった。
ハ｢取り敢えず？｣

ハルカと奏多行くの早いよ…

貴「美麗～。」

美｢えっ？何？？｣

男｢あの…君たちは?｣

美麗も男の人も驚いてる。

ハ｢こいつの幼馴染みだけど｣

奏・貴「｢同じく｣」

美｢ごめんね…気にしないでね｣

美「ちょっとあんた達なんでいるの？
それにAまで…」

貴「えへへ笑」

私と美麗が話しているうちに

ハ｢お前、美麗のこと本気なの?｣

男｢はい。｣

ハ｢こいつのこと、簡単に渡せないんだけど｣

ハルカが美麗の肩を寄せる。

男｢す、すいませんでした!｣

あらあら…
男の人逃げちゃったよ。

美｢なにしてんだよ!｣

ハ｢別に暇だったし｣

さっき美麗がしたみたいに耳に髪をかけて

美｢なんで…｣

ハ｢言ったろ、お前の初めてのちゅーは
俺が決める｣

美｢何様だよ!!!｣

ハ｢ハルカ様？」

奏｢奏多様だよな？」

貴｢A様？？？」

美「Aまで～…」

美麗は落ち込んでた。

美｢も～、初めて告白されたのに
台無しじゃん!｣

ハ｢お前モテないもんな～？
それに比べて…
Aはモテるよな。」

貴「えっ？私？モテないよ？
だって美麗の方が可愛いし…」

美「もう～A!
あとでなんか奢ってあげる!」

貴「美麗ありがとう!大好き♡」

奏「Aずるい!!俺たちにも奢れよ!」

美「あんたらなんかには奢りません。」

こんな光景を見てると
幸せだな。

ハ「もう遅刻するぞ。」

私たちは学校まで全速力で走った。

こんな関係がいつまで続くかは
誰にも分からなかった。

そして…
この関係が壊れることも…