本当の夢ノ咲学院最強ユニットはDarkですが何か？ (ページ7)

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～アランSIDE～

昨日の放課後の先輩達の話は驚いたなぁ。

まさか女が入ってくるとはな…。

教師達は何考えてんだよ…。

従順な犬ならいいが、俺たちに逆らうような野良犬なら、A先輩が手を下す前に、俺が潰すかな…。

アリアが戻ってくるのも近い。

敵が増える前に行動に出た方がいいな…。

？「あの…」

ん？

女の声…？

アラン「何でしょうか？」

？「わ、私、市宮あんずって言います…。あなたは…？」

こいつ、もしかして例の女…？

使えるな…。

アラン「〝僕〟はアランと申します。宜しくお願いしますね、市宮先輩」

ニコッと微笑めば、顔を真っ赤にした。

気持ち悪っ。

なんつーんだろ？

自分が可愛いと思ってる感じの女？

んー、なんか違う気もするけど、それでいいか…。

俺には関係ねーしｗ

市宮「あ、あの！アラン君は何処のユニットに所属してるの…？」

何？

こいつ、俺達のこと知らねーの？

アラン「Darkですよ。市宮先輩」

市宮「Dark！？ね、ねぇ！アラン君！」

アラン「何でしょう？市宮先輩」

市宮「Darkのプロデュース、私にさせてくれないかな！？」

ナニイッテンノ、コイツ。

アラン「申し訳ありません、市宮先輩。僕からは何も言えません。それは、リーダーに聞いてもらわないと…」

市宮「そ、そうだよね…。ごめんね、アラン君」

アラン「いえ、お気になさらず」

市宮「あっ、もう次の授業が始まるっ！」

そう言って何処かへ走っていった女。

もう一生俺の前に現れなくていいわ…。