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番外編【2wink結成。双子の居場所と女王】 ページ44

これは2wink結成の話。

そう、それは葵兄弟が学院に入学して1ヵ月ほどのある晴れた日。

2人は悩んでいました。

ゆうた「…ねぇ、アニキはどうする?」

ひなた「…うーん。どこもピンとこない」

それはどのユニットに入ろうか悩んでいた時でした。

A「あら?可愛い子猫だこと」

2人の前にたまたま通りかかった人が立ち止まったのです。

それが女王陛下でした。

ひなた「え…!?じょ、女王陛下!?」

A「そんなに驚かないで頂戴?(クスクス」

ゆうた「え、え!?く、口調が…!」

そう。

この頃の女王はすでに壊れてしまった後でした。

2人が知っている女王は独特な口調でした。

A「ふふっ…。貴方達を見て昔を思い出してしまったのね…。口調が戻ってしまったわ(クスクス」

女王は不思議と2人の前でよく笑いました。

A「可愛い子猫たち。お名前は何というのかしら?」

ひなた「双子の兄の葵ひなたです」

ゆうた「弟のゆうたです」

この頃、2人はまだピン止めもヘッドフォンもつけていなく、見分けがつきませんでした。

でも、何故か女王は2人の区別がつきました。

A「ひなたにゆうたね。それで、子猫たちは何を悩んでいたのかしら?」

ひなた「あ…、どのユニットに入ろうかと…」

A「あら、無理して周りに合わせなくてもいいと思うけれど…」

ゆうた「どういうことですか…?」

A「双子ユニット。良いと思うの」

2人「双子ユニット…?」

A「そうよ。…やる気になったらまた声をかけて頂戴?手伝うわよ」

そう言って女王は兄にピンクの、弟に水色のピン止めを渡しました。

A「女の子みたいな色しか持っていないけれど…、あげるわ」

ひなた「な、何で…」

ゆうた「そうですよ…!先輩に何のメリットも…!」

A「それは子猫たちをいつでも後押ししてくれるアイテムよ(クス」

ひなた「後押し…?」

A「…確かに私にメリットはないわね。でも、不思議。私貴方達のことを気にいったみたい」

ゆうた「俺達を…?」

A「そう。…私はいつでも貴方達の味方よ。そのピン止めは私が貴方達の味方って証拠ってところかしら?」

そう言って微笑んだ女王にはいつもの残酷さなどありませんでした。

A「貴方達は2人だけの方が伸び伸びとパフォーマンス出来る気がするの。貴方達の事は私が保障するわ」

そうして、双子ユニット2winkができたのです。

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美雨(プロフ) - 空白@吹部@Tp@不定期浮上さん» 杏華さん……。偶然ですね笑 (2019年9月12日 2時) (レス) id: c96fe36f3a (このIDを非表示/違反報告)
空白@吹部@Tp@不定期浮上(プロフ) - 母親が京華で娘が杏華、、、() (2019年9月10日 16時) (レス) id: a83a008361 (このIDを非表示/違反報告)
美雨(プロフ) - ちょこれーとさん» ありがとうございます!頑張ります(●´ω`●) (2017年10月22日 23時) (レス) id: 52b86810f6 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこれーと - おもしろいです!更新頑張ってください!(*^-^*) (2017年8月9日 22時) (レス) id: f8ef116a38 (このIDを非表示/違反報告)
りぃ(プロフ) - 美雨さん» そうなんですか!すみません気になってしまって > < これからも頑張ってください!! (2017年7月21日 5時) (レス) id: b7473b1f55 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美雨 | 作成日時:2015年9月25日 23時

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