本当の夢ノ咲学院最強ユニットはDarkですが何か？ (ページ25)

今日:19 hit、昨日:1 hit、合計:173,212 hit

２１ページ25

～蒼side・ドリフェス後・in舞台裏～

裕也「結局七緒先輩は来ませんでしたね…」

そう。

七緒はドリフェスに現れなかった。

連絡もない。

嫌な予感がする…。

明星「七緒はどうしたのかな？」

瀬名「さぁね」

蒼「裕也も悪いな。止められてたのに…」

裕也「いえ…、佐賀美先生が出てもいいとおっしゃってくれて…」

？「そう言う事カ…」

この声…！

蒼「七緒か！？」

帝「裕也良かったネ？出れテ。…おかげでご主人様の期待に応えられなかったヨ」

本当に七緒なのか…？

裕也「な、七緒先輩？どうしたんですか…？」

帝「どうもしてないヨ」

蒼「おい七緒。何でドリフェスに来なかったんだ」

遊木「そうだよ七緒。皆必死に探してたんだよ？」

帝「知らないヨ。そんなこト」

は…？

佐賀美「もういいだろ七緒。星月夜は潰せたんだ。これ以上悪に手を染めるな」

帝「黙レ！よくも裏切ったナ！」

蒼「潰すってどういうことだよ…！」

帝「折角ご主人様のおかげで瑞乃が星月夜を抜けて潰しやすくなったのニ！好機だったんだゾ！？」

目の前にいるのは誰だ？

俺の知ってる七緒とは別人だ…。

？「落ち着かぬか愛猫よ」

帝「！！ご、主人様…」

七緒の後ろ。

奥から出てきたのは俺のよく知っている人。

愛してやまない俺の姉さん。

衣更「女王陛下…！？」

帝「あ…、あァ…。ご、めんなさイ…」

A「怒ってなどおらん。おいで、七緒」

帝「…失敗し、申し訳ありませン…」

A「今回は陣が裏切ったようだからの。仕方ない」

どういう事だ…？

何故七緒が姉さんの隣にいる？

…俺が居たかった場所に。

A「妾の愛猫が迷惑をかけたようだの」

裕也「あ、いねこ…？」

帝「…そうだヨ。僕はご主人様の愛猫。裕也、君達の敵だヨ」

敵…？

蒼「騙していたのか…？ずっと…」

帝「騙したのはお前ら星月夜だヨ。ご主人様を守るなんてウソだったじゃないカ」

蒼「ち、違う…！俺達は…！！」

A「残念だったの、蒼。そなた等星月夜もここまでじゃ」

すみません、五月先輩…。

俺は、星月夜を守れませんでした…。