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氷「…っ…」
萌「パパ…?」
萌果が不思議そうに俺を見つめ
「パパ、どうしてないてるの?」と俺の頭を優しく撫でてくる。
子供に心配させるなんて…本当にダメな父親だな。
ポタッ…ポタッ…
それでもとめどなく涙は頬をつたい続けた。
寂しいよ…A…
もっと君といたかったのに…
もっと君の色んな顔を見たかったのに…
今まで心の奥底に封じ込めてきた思いが一気に溢れ出す。
なぁ、もう一度戻ってきてくれよ…
『辰也ニコッ)』
…A…!!
.
.
.
.
ーその時だった…
萌「きゃっ!!」
突然強い風が吹き荒れた。
一面のひまわりが揺れ、砂埃がし始める。
萌「めになにかはいってみえないよ…」
氷「…っ、萌果、大丈夫k「辰也」」
…え?
懐かしく感じる心地よい声…が聞こえた。
間違いない…間違えるわけない…
だってこの声は…
?「辰也ニコッ)」
氷「…A…」
目の前にはひまわりの花を持った君…
嘘…だろ?何で…何でここに…
氷「何で…ここにいるんだ…?」
貴「ふふっ、やっと…来てくれたね。
貴方が約束を守ってくれる日をあの日から今日まで私はずっとここで待ってたよ。
来てくれるって…ずっと…ずっと信じてたから。
辰也…約束を守ってくれて…ありがとう。
もう…いかなくちゃ…」
氷「待って!!俺は…まだ君と…「辰也…」」
そっと俺の背中に手を回し、優しく抱き寄せてくる。
貴「私はこれからも空の上で見守ってる。
それに辰也の隣には萌果がいる。
だから…寂しくなんてないでしょ…?」
そういうとAの体が光に包まれるように少しずつ…少しずつ…消えていく。
貴「最後に…」
“ずっと私は…辰也を愛してる”
そうしてAは目の前から消えていった。
.
.
.
萌「あれ?パパ…?どうしたの?」
氷「…いや、なんでもないよ。萌果、そろそろお父さんとお昼食べに行こうか?」
萌「もか、ハンバーグたべたい!!」
氷「よし、じゃあ、行こう。」
萌「うん!」
.
.
.
また、会いに行くよ。
約束を交わした、このひまわり畑で…
end
******
鹿野征奈です!
http://uranai.nosv.org/u.php/novel/emirui1/
黒子のバスケ&ハイキュー!!の短編集です。
主に感動系の小説を更新します。
ぜひ読んでみてください(*^-^*)
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美雨(プロフ) - 瀬戸なごむさん» どんどん書いてもらっていいですよ(笑)お疲れ様でした! (2014年12月2日 21時) (レス) id: 0343f93ee5 (このIDを非表示/違反報告)
美雨(プロフ) - 鹿野征奈さん» 大丈夫ですよ(笑)お疲れ様です! (2014年12月2日 21時) (レス) id: 0343f93ee5 (このIDを非表示/違反報告)
瀬戸なごむ(プロフ) - メールありがとうございました!そして、お返事出来ず本当にごめんなさい。小説の方が完成したので書かせてもらいました!!楽しかったです( ´∀`)また機会があれば書いてもいいですか? (2014年11月30日 14時) (レス) id: 8ea0f59d6d (このIDを非表示/違反報告)
鹿野征奈(プロフ) - 書き終わりました(*^-^*)なかなか続きが書けなくて随分日にちが経ってしまいましたが…汗 (2014年11月30日 12時) (レス) id: 9f2438dab9 (このIDを非表示/違反報告)
鹿野征奈(プロフ) - ありがとうございます(*^-^*)一応私からもそのことを彼女に伝えておきますね(*^-^*)私もそろそろ小説の続きを書かないと汗それでは、よろしくお願いします! (2014年11月23日 12時) (レス) id: 9f2438dab9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美雨・そらら・アホなオタク・馬鹿は馬鹿でも救えない馬鹿は俺。・七瀬イヴ・千翔・芋子・霧野ユリ・赤黒兎・鹿野征奈 x他2人 | 作者ホームページ:http://uranai
作成日時:2014年1月25日 18時