愛してるから、さようなら…【2】

85 ページ45

「ふぇっ……ぎゃぁぁぁっ」









急に泣き出した赤ちゃん。









貴方「……っ…ご、ごめんね…」









赤ちゃんを抱き上げる。









二人とも泣いてるけど、一人しかあやせない。





弟の赤ちゃんを抱いて、お兄ちゃんは、お腹を撫でる。









弟「…えっ…く……あぅ…」






少し落ち着いた。






でも、









兄「ぎゃぁぁぁっ！！」









駄目だお兄ちゃんは泣き止まない。









どうしよう……









おそ松「…おいしょっ…ちっさいなぁ…」









お兄ちゃんをおそ松が抱っこしてくれた。









おそ松の顔を見ると




泣いた跡が…






おそ松も…









おそ松「…こう、でいいのか？」








抱っこの仕方がよくわからないようで。









貴方「あっ、うん。頭支えて…」









すると、





お兄ちゃんは、すぐ泣き止んだ。









自分のお父さんって、分かるかな…？









・









おそ松「…へへっ…可愛い…でも、俺に似ちゃったか…」









貴方「…うん。私の血が本当に入ってるのかな？って。思うくらい…ふふっ。でも、おそ松に似てよかった。」









おそ松「…なんで？」









貴方「だって、将来きっと格好良くなるもん。おそ松みたいに。」









そう言うと、









おそ松「…//へへっ」









おそ松は、少し照れたように笑った。









貴方「…っ//」









あぐらをかいて


子供を抱くおそ松に


少し









見惚れてしまった。

86→←84 おそ松Side(修正)

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す