愛してるから、さようなら…【2】

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トト子ちゃんから電話がかかってきた。









そう言えば、トト子ちゃんに教えてたんだった。









あんまり連絡しなかったから、忘れてたけど、







トト子ちゃんはとても可愛くて、面白くて、遊びに行ったりよくしてた。









だからトト子ちゃんが嫌いな訳ではなかった。









ただ、おそ松からしたら、私は邪魔なんだろうな。







そう思ったから。









おそ松「名無し！」






貴方「え…おそ松…？」


トト子ちゃんの携帯からおそ松が出たのには驚きを隠せなかった。









おそ松「そうだよ！それより居場所教えろよ。どこいんだよ！？」









なんで…教えないといけないの？






私がいなくなって清々したでしょ？









なのに、なんで？









・









あぁ。そっか…




おそ松に迷惑かけたから、怒ってるんだ。









貴方「…ごめんなさい。本当に迷惑かけて」









私は、謝ることしか出来ない。





居場所も教えられないから。









おそ松「…っ迷惑なんて思ってねぇよ！…それより、名無しがっ！」









迷惑なんて思ってない？だったら何で、おこってるの？









そんなことを思ってると、トト子ちゃんに代わっていた。







トト子「お願い。名無しちゃん教えて？」









…教えられないよ。






いくらトト子ちゃんでも、この言う事は聞けない。









何も言えず、黙っていると家のインターホンがなった。









それと同時に、



『こんにちは、赤塚警察署のものです。』









と聞こえて、慌てて電話を切った。






聞こえてたかも。







そしたら、いつかこの家を見つけるかも知れない。






そう思いながら、玄関へ向かった。

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