私は都合よくなんてない。

誰が許すか21 ページ21

いつの間にか着いてたよね、東京。



まだ音駒しかいないのかな？



自己紹介は3校が揃ってからするみたいだし...。



「というか、」




さっき蛍にもたれかかってたよね！！




「ぬわああああ...殺されるんじゃね？」



？「誰に...？」



「月島クンにですねはい...て、誰ですか貴方？」




やばい、金髪の人に話しかけられた...。



赤ジャージに金髪とか怖すぎィ！！



飛雄...助けて。



？「俺...孤爪研磨、研磨でいいよ。」



「あーえっと、研磨さん？失礼ですが、何年生ですか？」



孤爪「2年...でも、敬語とか、さんとか...そういうの別にいいから。」




お、おう...。



積極的だな...見た感じそんな人じゃなさそうなのに。



「え、あ、じゃあ研磨。」




影山「おい！！行くぞ！」



「げっ...助けてって思った時には来ないのに...研磨、また後でね！」




孤爪「あ、待っ.....行っちゃったなぁ。」







·









·







？「研磨？さっき烏野の新しいマネに話しかけてたのか？熱でもあんのか？」



孤爪「...クロ、うるさい。話しかけてたけど...。」



クロ？「え、まじじゃん。何、一目惚れ？確かに可愛かったけどさー。」



孤爪「そんなんじゃないし...俺のやってるゲームの...キーホルダー付けてたから話しかけてみたけど...、」



クロ？「けど？」



孤爪「名前...聞くの忘れた。」









·








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さっきは吃驚したなぁ...。




研磨、なんで話しかけてきたんだろ？




菅原「なーに難しい顔してんべ。」




「菅原さん。」




Verycute天使すまいるを浮かべた菅原さんが、




私の頭をぽんぽんして、



私の顔を覗き込んできています。




「いやあの、何でもないです。」



菅原「ならいいんだけど、俺の事もほら、孝支って呼んでみ？」




え、何がほらなのか全くわからん。



皆そんなに名前で呼ばれたいのか...？



潔子さんの方が良くない？仁花ちゃんとかさ。



「こ、孝支さん？」


菅原「わぁ、 やっぱAは可愛いべな〜！」



と、また撫でられた。



犬か私は！


そして結局、研磨問題解決してないし！







清水「菅原の癖に生意気...Aちゃん可愛がるのは私だけでいいの...！」



菅原「えー！理不尽！」





その後、潔子さんの可愛すぎる嫉妬を垣間見た。

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