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初めまして、お久し振り。 ページ23

『…本当に、勝算はあるのですか』




「Aちゃんは私の異能をもう忘れてしまったのかい?異能無効化だ。例え相手がどんな異能使いであろうと私が触れればその異能は使えなくなる。」





倉庫に近付く度に、パァン、パンと銃声が鳴り響き、暫くして何かが裂ける音と、虎の唸り声がする。




『…敦くん』






大丈夫かな、怪我してないといいな。




もう誰も、死,んでほしくないな。








そんな事を思いながら淡々と足を進める太宰殿に遅れて付いていく。








「此処かな。今割り込むと怪我しちゃうから、もう少し待ってね。」




倉庫の陰に隠れる。





敦くんが、否白銀が唸り、其れを断絶する黒い物体。





そして、端に倒れていたのは、あれは、…谷崎兄妹?





『…ッ!谷崎殿!ナオミさん!』






知人を認識すると、どうしてこうも勝手に身体が動いてしまう。






敦くんが爆弾を抱えたあの時のように、私が入った処で情勢が変わることが無いのが判っていながらも必死に手を伸ばす。






「ッ!駄目だAちゃん!危ない!行くな!」








「……太宰さん、今、なんと、」






刹那、攻撃が止み、太宰殿に触れられた敦くんが人の姿に戻る。








一方で、虎と対峙していた青年が、その鋭い眼孔を零れ落ちんばかりに見開き、私を凝視していた。

身に覚え等無いンだから→←予感的中



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うみねこ(プロフ) - sakiさん» わざわざ受験の応援までありがとうございます😢これからも精進致します!!!ので!!!!どうか御愛読下さいッッ!!!! (2022年3月13日 22時) (レス) @page41 id: 162766b2fc (このIDを非表示/違反報告)
saki(プロフ) - わぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!これからも頑張ってくだい!!!!!! (2022年3月12日 21時) (レス) id: b490b17036 (このIDを非表示/違反報告)
saki - 入試頑張ってください!!!!!!!この小説特に好きです!!!!!!!!!!!!!!!!!!! (2022年2月15日 21時) (レス) @page41 id: 0fd44e5e71 (このIDを非表示/違反報告)
うみねこ(プロフ) - 完熟済みの桃さん» イヤァ゛!!!!!!!私からすれば貴方しか勝たんです!、!!!!!特大ありがとうございます!!!!!!!!!!!お待たせしまくってほんと、、、申し訳無い!!!!!! (2022年2月15日 17時) (レス) @page40 id: f55211ea64 (このIDを非表示/違反報告)
完熟済みの桃 - まじでこれしか勝たんと思いました。更新待ってます (2022年1月20日 21時) (レス) @page40 id: f290e00cd4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:うみねこ | 作成日時:2021年8月19日 0時

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