エンマのお兄様！？【妖怪ウォッチ】

兄が19人 ページ22

俺は全員を連れて儀の間に行った。まぁ、文字通り儀式を行う為の部屋だ。

俺は特に支持をせずに黙って入れば、全員が何も言わずに定位置に付いた。

付いた場所は四角形のような形を生み出していた。

俺は白娘子と真ん中の少し上あたりに立ち止まった。

貴「白娘子、お前は、"強の門"を背負う覚悟はあるか？」

白娘「きょ、強の、門？何ですか？それ。」

貴「強の門の他に、読みは同じだが漢字が違う門がある。が、それは今置いておこう。

強の門、それは最の五門の一つ、最強・最も強いものに与えられる業を背負う門。」

ヤバイな最近少し喋りすぎている。あまり喋るのは得意じゃないんだよ;

夜叉「最の五門は全部で五つじゃ。凶・狂・響・恐、今はこの四つで成り立っておる。

しかし、それでは最の五門としては不完全なのじゃ。

最の五門はこの世界の守り人、そう言うても過言ではないのじゃ。

そして、今現在で足りぬのが強、お主に受けさせようとしている最強の力を司る門じゃよ。

何か、他に分からん事は無いかのぉ？答えるから聞いてくれて構わんぞ？」

白娘「………その儀式は、どないして行いはる言うんですか？あと、司る力、言うんわ？」

夜叉「ふむ、先ずは儀式の方からじゃな。もし、お主が受けると言うた場合はちと辛い儀式じゃ。

全身が引き裂かれる痛みを受け、その間に見極めの質儀をするのじゃ。

早く答え、尚且つ質問者が納得しなければ死ぬと言う、危険極まりない儀式じゃ。」

白娘「ｯ!!」

黙って聞いていたが、少し脅かしすぎじゃねぇのか？まぁ、変わんねぇけど←

顔が少し青くなっている白娘子。心配だな。それより

心配している俺を心配をしているルシファーの視線が少し怖い←

夜叉「ダメかのぉ)して、お主が貰い受ける力、それはお主次第じゃからワシにも分からん。」

ﾀﾙ「今のを聞いて、貴様には受ける覚悟はあるか？」

ﾙｼ「覚悟ないならば逃げ出しナヨ。別に恥じる事じゃないヨ？

まぁ。逃げ出したらオレが捕まえてグチャグチャにシテアゲル♡」

山犬「選べ…………………………危険を承知で………………………巨大な力を………得る……………か。

投げ出して…………………目をそらし、て………………また、………………………"失う"…………………のか…………。」

白娘「そないなもん、わてには一択しかあらしまへんよ。

受けさせてもろうてもいいですか？その儀式。」

さて。残るか消えるか、まぁ。白娘子、アイツの目を見れば…

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