【auサンズ】宝石姫3 (ページ7)

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102話ページ7

DS!ｸﾛｽ「Aー！！！！」

『………どうしたの』

DS!ｸﾛｽ「これ見てくれ！」

あれから自由になったDS!クロスは今日も今日とて

凄い笑顔でAに

自分が解いたテストの点数を見せてきた

前まで15歳ほどだったその背丈は伸びて

もうAを余裕で越していて

今は大人びたような顔つきになってきた

だがかまちょなところは変わらないようで

子供のような眩しい笑顔を向けるのは変わらない

『すごいわねDS!クロス』

DS!ｸﾛｽ「だろ？俺DS!ナイトメアより頭いいんだ…！」

『さすがよ』

褒めてくれと言わんばかりに頭を下げるので

ふさふさの髪を撫でれば満足したのか

椅子に座ってDS!エラーに話しかけ始めた

DS!ｸﾛｽ「インクが今度テストするって」

DS!ｴﾗｰ「………」

DS!ｸﾛｽ「嫌だよなぁ…あのテストは深読みさせてくるからなぁ……でも抜き打ちじゃないだけまだマシか」

DS!ｴﾗｰ「………」

DS!ｸﾛｽ「そうだよな…お前もそう思うか」

DS!ｴﾗｰ「………」

一体どうやって会話してるのかしら………

不思議ね…

生まれた場所…知り合いでも家族でもないのに

あの2人とDS!ナイトメアは

ずっと前から会ったことが

あるような感じみたいに思うわ

気のせいだと思うけど…

何一つ表情を変えることなくDS!クロスの話を

聞き流しているDS!エラーとリアクションが

無いにも関わらず何かを感じ取っているのか

話しかけ続けるDS!クロスは同い年程だ

『………21？』

ﾏｰﾀﾞｰ「20歳だ…スケルトンでも人狼とか混合しているが歳の取り方は一緒」

『20………早いわね』

ﾏｰﾀﾞｰ「この歳になったら逆に中々歳が取らなくなるな」

『嫌ですね………あの子達をおいて死んでしまうくらいなら…一緒に死にたいくらい』

ﾏｰﾀﾞｰ「………一緒に生きれたらそれで十分だろ…」

DS!ﾅｲﾄﾒｱ「おいAどういうつもりだ！！」

DS!ｸﾛｽ「え？DS!ナイトメア？」

DS!ｴﾗｰ「……………」

ﾏｰﾀﾞｰ「………何怒ってんの」

ﾊﾞﾀﾝｯと大きな音を立てて部屋に

入ってきたDS!ナイトメアは

とても苛立っていた

ちょいちょいDS!ナイトメアから嫌味や嫌がらせを

受けていたAは慣れた様子で相手をする