【auサンズ】宝石姫3 (ページ6)

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101話ページ6

ｷﾗｰ「………焦ってたの？」

『当たり前です………エラーさんはともかくキラーお兄様に関しては私からすればほんとに意味の分からない行動だったんですから』

モカがAを陥れていたのをわかってる状態で

モカに好意を寄せるような行動をとるのだから

Aから見れば魅了されてるようにしか思えなかった

ｷﾗｰ「安心しなよ，俺Aが1番だから」

『………1番じゃなくて"だけ"がいいです』

ｷﾗｰ「！？………Aが望むならいいけど…」

今までは見せるのことのなかったAの

望みにキラーは喜んだ

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『……………』

ﾏｰﾀﾞｰ「…何してるんだ？」

『扉から入ってきてくれません？』

ﾏｰﾀﾞｰ「今更だろ………それで何してるんだ？」

自室で情報の整理をしていれば

マーダーが目の前に逆さで現れた

目の前で書き出していたメモを眺めていたDS!エラーは

マーダーに気がついていたのか

表情を変えることなく見つめている

DS!エラーは成長して出会った頃より大きくなり

どこか大人びた雰囲気で背丈も伸びた

『情報の整理です…お兄様やナイトメア様から貰った情報について整理すれば何かわかるんじゃないかと思って』

ﾏｰﾀﾞｰ「………そうか…それで…？なんかわかったか？」

『分からないから困ってるんです』

ﾏｰﾀﾞｰ「俺にも見せろ」

今魅了されてるのはDS!ナイトメア

クロス…インクの3人

モカからの魔術を解いてやると言うのも手だが

モカ自体をどうにかしないとまた魅了されてしまう

Aがやらないといけないのは

魅了の解き方を知ることだ

『インクさんは教えてくれそうにないです』

ﾏｰﾀﾞｰ「見たらわかる」

もう完全にゾッコン状態の3人はAには

目もくれずモカがモカがと言って聞かない

主よ…もうあの小娘を殺した方がみんなハッピーエンドな気がするんだが

アマルティアの言う通りです…最初から殺してしまえばこんな面倒ごとにならなかったのですよ

…はぁ………何回も言わせないでちょうだい…

殺したら殺したでその犯人は

どうせ私になるのだから

意味がないわ