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-江口拓也-
父親との飲みの場もお開きとなり、自分の部屋の扉を開けようとドアノブに手をかけると、楽しそうな笑い声が聞こえた
きっと誰かと電話でもしてるんだろう
邪魔しない方がいいかと、もう暫くリビングで時間を潰そうと握っていたドアノブから手を離すと聞こえたのは、好き。の一言だった
「旦那より……？ん〜、そうかもね〜www」
なんて言葉が聞こえて、嫌な汗が垂れた
今日Aが酒を飲んでいたところは見てないし、酔った勢いでそんな冗談を言ったわけではなさそうだし
居てもたってもいられず、部屋へ飛び込んで驚いた顔をしている彼女を見て見ぬふりして、スマホを奪い取った
通話相手は歌い手仲間さん
なに、この人の方が好きなの？俺より
なんて考えるとなんだがイライラして、泣きそうで、どうしようもなくて
今この人とAを繋いでいる電話のいう糸をぷつり。と無断で切った
「は、なんで勝手に切んの……？
まだ話してる途中だったんだけど……」
そんなに好きな人と電話したかったの、？なんて言いたくなくて、思わずスマホを床に落とした
パンッ。と嫌な音を立てて転がったスマホはきっと無事ではないだろう
「ねぇ、どうしたの？
言ってくんないと分かんないんだけど」
するりと俺の腕に触れた彼女の小さい手を思わず振り払う
どうしよう
泣きそうだ
今まで味わったことがないような、そんな気持ちで頭は埋め尽くされて
それでも手を振り払ってしまったことに罪悪感が生まれて、ベッドに腰掛けていた彼女にそのまま抱きついた
「なに、どした？」
江「なんもない、別に……」
「ふ〜ん……
あ、そうだ、まふとそらるくんが……」
そこからの話は聞き流していた
ほかの男の話なんて聞きたくない
でも、Aの友人関係を壊したい訳でもない
付き合ってすぐのAもこんな風に思ってたのかもしれない
仕事柄女性と関わることもあるし、それを避けることなんて出来ない
Aは過去のことをあり、女性に対して苦手意識が強く、どちらかといえば男性と仲良くなりやすい
それでも、この数年間、こんなこと思ったりしなかったのに
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あう 。(プロフ) - 莉弥さん» それなです(><)ウジウジしてても仕方ないし細々と更新はしていきますね… (2020年6月27日 0時) (
レス) id: 44932a8047 (このIDを非表示/違反報告)
莉弥(プロフ) - わりとダメージ喰らいました( °_° ) 推しの幸せは自分の幸せ的な思考 すこーーしだけしか持ててないので(；＿；) えぐぅ (2020年6月25日 21時) (レス) id: f49a8255da (このIDを非表示/違反報告)
あう 。(プロフ) - 莉弥さん» こちらこそいつもありがとうございます！分かります……なかなか更新する気力が出ず…… (2020年6月25日 19時) (レス) id: 44932a8047 (このIDを非表示/違反報告)
莉弥(プロフ) - リクエストいつも答えてくれてしかも素晴らしい文才で最高です！(；＿；)舞い上がってる中、江口さんの同棲報道でてすんげぇ衝撃で力が出ません(；＿；) (2020年6月25日 18時) (レス) id: f49a8255da (このIDを非表示/違反報告)
あう 。(プロフ) - 莉弥さん» いつもありがとうございます。挟めそうなタイミングが来たらすぐに書かせていただきますね、 (2020年6月20日 16時) (レス) id: 44932a8047 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あう 。 | 作成日時：2020年6月7日 18時
