そういう関係 4 -江口拓也-

たくのみ ページ7

江「仕事早めに終わったら行くのはあり？」

「諦め悪すぎない、？ビックリするんだが」

江「毎年！！俺が！！出てたんですけどね！！！」



なあんで出れねぇんだよお。とソファで駄々をこねる32歳

いや子供かって



「拓也忙しいんだから仕方ないじゃん
寧ろ毎年出れてたのが不思議なくらいだよ」

江「……まあ日程ちょっとズレたし、仕方ないかあ

でもなああああ、行きたいなああああ、安元さんなんでしょ？」

「何？聞いたの？まだ発表してないのに」

江「羨ましいだろって言われた
電話かけて、絶対、絶対約束」

「え、分かってる？
まだ1ヶ月以上先の話だよ？約束されても忘れる」

江「忘れんな！wwwww」




はあ、あんはぴ観よ。とテレビをつけた姿をみながら、キッチンで酒のあてになるような料理を作る

今日は久しぶりに家に色んな人がきて飲む予定で、割と大人数なのだ


といっても、簡単なものがいいから。なんて理由で昔兄の奥さんから貰ったたこ焼き器を使う



「油はねするから、ヤバそうなやつ避けてついでにたこ焼き器出してー」

江「アヒージョすんの？！最高じゃん……」

「アヒージョは裏切らない、最高のアテ
しかもたこ焼き器でやるとみんな楽しい」

江「2人だけだとやんないもんね」



今日来るの何人だっけなぁ、なんて考えながらにんにくを刻んでいると、ピンポーンと家のチャイムがなった




江「あ、宏太朗と花江くん来た」

「2人だけ？」

江「うん、ヨシキとしょーたんはまだっぽい」

「あいあいさ、2人にも手伝わせよ」



思えば同棲解消パーティーメンバー殆ど参加じゃねぇか

・→←ついった

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す