そういう関係 3-江口拓也-

声優と夜あそび ページ41

いつも通り仕事終わり拓也のマネージャーに連れられ、amebaのスタジオに来ると、まさかの拓也の前現場が押して、遅刻する旨を伝えられた

拓也が来るまでの繋ぎとして出演することになったが、楽屋で待ってて。と言われ待機中


毎度の頃ながら、拓也と同じ楽屋で、安元さんやスタッフさんが言うには中のものは何も触らないで。とのこと


暫くすると時間は22時なり、扉の向こうからガヤガヤとした声が聞こえる




安「えーーーぐちいいいいいいいい！！！！」

「なになにもう怖いし江口いませんて」

安「いやお前も江口だよ」

「カメラと共に突入してきた時点で私は笹野になりました」




公私混同しないのね。と笑う安元さん
お弁当の良さを語り、その直後衣装の話へ

衣装が4着あるうちの3つを日向小次郎スタイルへ変貌させ、うち1つは更衣室に隠された

ちなみに私は私服で出るのだが、意図せず安元さんの色違いである




安「え、嫁ってegumi全部あるの？」

「そりゃあありますよ、全種全色」

安「まぁそうだよな」

「あんま着ないですけどね
発売前に頂くんですけど、その時は宣伝も兼ねて着てます」

安「旦那思いのいい嫁だよ、ホント」




やんややんやとイタズラをして、お弁当の1つであるカレーは安元さんのマネージャーさんへ羽ばたいて行ったところで、スタジオへと移動した




安「なんか色々あるけど、嫁何したい？」

「嫁は出来るだけ何もしたくないです」

安「そう言うと思ってた、とりあえず自己紹介しといて｣

「あ、そうですね
どうも、もはや準レギュラー、ギャラは貰わず酒だけ貰う女、笹野Aです」

安「またの名を！！！」

「さぁの。です」

安「ちーーがあう……俺が求めてたのはそっちじゃあーーなあい｣

「求められてるのをわかった上です、名乗りません、嫁とだけ言っておきます」




自己紹介をしてる間にスタジオ内のスタッフは、怪しい集団になり、安元さんはムチを手に

こっそりとクッション裏にブーブークッションを置き、私は隠れてるだけであの人を驚かせることが出来る。なんて言われて、サブスタジオに身を秘めることに


といっても、彼が来るのはまだまだ先で、来るギリギリに飛び込む予定




「もう………カメラの方に向きたくないくらいスタッフが怖いです」

安「江口なんて言うと思う？」

「ぇぇぇって言いながら、怖いって言うかな」

安「当たってたら今度奢るよ」

「よっっっしゃ！！！！いつも奢ってくださいますけどね」

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