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ヲタ活報告書 ページ3 ページ3

はぁぁぁぁぁぁ 尊い。

今日1日で尊いと思うの1065回目だなぁ。

長く艶やかで、所々寝癖でぴょこぴょこと跳ねている黒髪

蒼く宝石のように輝く目

ふぁぁぁと小さく欠伸をする口とその口に添えられた小さな手。

尊い。

彼女の名前は猫谷A

異能力は『小説世界』。紙とペンを並べれば自動で動き、能力の主が命令するものを書くという能力だ。

この能力のお陰で、Aちゃんは通常の約2倍の速度で書類作業を進める事ができている。


私の推し、凄いだろう?


しかし、彼女の異能は私のように常時発動しているものでは無いため、常に意識をしながら毎日仕事をしていることになる。

故にどうしても普通の時より疲れやすくなってしまうのだ。

だから彼女はいつも定時の17時になれば、すぐに会社を帰ってしまう。

そういえば、探偵社ではAちゃんを推している事は内密にしてあるのだけど、少し例外がいる。

その内の1人が敦くんだ。



前に私があまりにもAちゃんが可愛い過ぎて耐えられなくなり、給湯室に駆け込み

「Aちゃん可愛過ぎるホントにキョトンって首傾げるとか可愛いよホントにヤバい尊い」

と、一通り吐き出した後に何やら気配を感じ、振り返ると、そこには怖いくらい真顔の敦くんがいた。

それ以来、敦くんは私のヲタ活報告の話し(一方的に語っているだけ)を聞いてくれるようになった。


今日も17時を過ぎ、Aちゃんが探偵社を後にした頃に私は敦くんの元に行き、ヲタ活報告を始める。

「今日はね、Aちゃんが資料を取ろうとしていたのだよ。彼処の高い棚の。敦くんも知っての通り、彼女背が低いからぴょんぴょんジャンプして取ろうと頑張っていたんだ。頑張っているのがまず可愛いし、それでも届いていないのが更に可愛い!!はぁ…尊い。」

「確かに…可愛いですね。」

「そうだろう!?君もAちゃん推しになるかい?私は同担大歓迎だよ!!」

「いえ…僕は遠慮しておきます…」



















もう少し文字の行の間に空白増やした方が読みやすいですかね…?

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雨靄古鳥 - ココロさん» ありがとうございます!今連載しているのが終わったらもしかしたら続編作るかもしれないです!! (2023年3月20日 15時) (レス) id: 668c2d07b5 (このIDを非表示/違反報告)
ココロ - 完結おめでとうございます。また、機会があれば是非かいてほしいです! (2023年3月16日 15時) (レス) id: cba0ca25c5 (このIDを非表示/違反報告)
雨靄古鳥 - .さん» コメントありがとうございます!承知しました。ありがとうございます! (2023年1月23日 15時) (レス) id: 41e37cad23 (このIDを非表示/違反報告)
.(プロフ) - コメント失礼します。いつも作品楽しませてもらってます。太宰さんも夢主ちゃんも可愛くていつも口角が思わず上がります。新作ですが、太宰さんの後任幹部ちゃんのお話が是非読みたいです。 (2023年1月22日 23時) (レス) @page22 id: 26f49bff07 (このIDを非表示/違反報告)
雨靄古鳥 - クラゲさん» はじめまして!コメントありがとうございます!!後任夢主ちゃんですね!了解しました!ありがとうございます!! (2023年1月22日 19時) (レス) id: 41e37cad23 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雨靄古鳥 | 作成日時:2023年1月9日 21時

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