just one day 84 ページ37
ぷちゅ、と重ねた啄むだけの私からの口づけを
捩じ伏せるみたいに割り入ってくる熱い舌。
呼吸を奪われぎゅっと抱きしめて。
でも急ぐように私をベッドに縫い付けたあなたはずるりとそれを中から引き抜くと大胆に舌を這わせてじっと私を見つめて。
……やだ、やめて……そんなコトしないで、と叫びたくなるぐらいの仕草に今すぐ背けたいのに瞳を細めてぢゅ、と音を出しながら指を口に含んだあなたがあまりにも別人で……逸らせない。
動作ひとつにぎしっと音を立てるベッド。
それにさえ心臓は跳びはねて……でも、ゆっくりと着ていたシャツを脱ぎ捨てたオッパが凄く綺麗で。
クラスの男子が暑い夏の日の体育終わりに見せた姿とは到底同じと思えない色っぽさ、艶っぽさに見惚れてしまい、もうカラダは動かすコトすら出来なかった。
「…………っ!……おっぱだめっ……やだっ……」
JN「……だめ。足りない。」
「………そんなっ……おねがっ…………っ……ひゃぁっ!」
動けない私の顔中に柔らかい唇からのキスが降る。
ぴく、と僅かにカラダが揺れてその暖かさを感じても滑るように赤い印が私の肌に散らばって。
降下していく綺麗な顔がやがて私の太股を擽るように刺激してちゅうっとまた吸い付き優しい唇とは相容れないその手によって大胆に膝を抉じ開けられてしまえば、もうどうすることも出来なくて。
信じられないその行動に驚く間もなく一番恥ずかしい場所に顔を埋められて、あなたは私にまた恥ずかしいを上乗せしていくんだ。
「……あぁっ……!……んっ……んんっ……」
男女のそういう行為は初めてでも
ある程度どういうものなのか友人たちの話から聞いていたしいずれ私も、なんて思っていた。
でも、あくまでも想像にしか過ぎなくて実際は恥ずかし過ぎて、卑猥すぎて許容範囲を越えすぎて。
JN「……慣れて。こういう俺に……慣れて。」
遠ざけたくて頭部に手を当てても濡れた舌が啄む唇が強い刺激を私に刻んで。
震えるその手をそっと取られて……きゅっ、と指先が絡んであなたは繋いでくれる。
切羽詰まったような表情のまま私の手を繋いだ大好きな人は熱い吐息を吐き出して。
慣れて、と言いながら唇を濡らしてより一層強い刺激が私に降り注げばカラダは自分じゃないみたいに跳ね上がった。
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ミイミイ(プロフ) - (名前)ななナルさん» 大好きなんて嬉しいです(*^^*)感謝です!これからも頑張りますね!ありがとうございます(*^^*) (2020年10月16日 7時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ななナル(プロフ) - このシリーズのお話大好きです。キュンキュンして、読んでます。 (2020年10月2日 7時) (レス) id: 97d380efff (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイ(プロフ) - かんなさん» かんなさんありがとうございます(*^^*)ドキドキしてくれて嬉しい本当に感謝です!次回も楽しんで頂けるように頑張りますのでぜひ遊びに来てくださいね(*^^*)大好きです頑張りますー! (2019年10月7日 18時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
かんな(プロフ) - お疲れ様でした!!ジン君のかっこよさが引き立つ作品で毎回ドキドキしながら読んでました(^^)ステキな作品ありがとうございました!また次回ナムさん編も楽しみにしてます(o^^o) (2019年10月5日 0時) (レス) id: 048af761aa (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイ(プロフ) - 奈都さん» 奈都さん素敵だなんて……嬉しすぎますありがとうございます(*^^*)このお話はニマニマしながら書いてましたし楽しかったです!ナムさんのお話も楽しみながら書けたらな、と思います!その時はまたぜひ遊びに来てくださいね(*^^*)さらんへ☆ (2019年10月4日 19時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぱーふん | 作成日時:2019年8月15日 17時