just dance 5 ページ5
びっくりして体が跳ねて。
思いもよらない事態と目の前のホソクくんの普段とは違う笑顔と口調、それにあまりの近さで私の赤面が止まらない。
……ホソクくんの下半身は好きだけどそれをよからぬ想像に利用したことなんてあるわけない。
それでもずっと見ていた事が本人にバレたんだと思えば言葉が中々出て来なかった。
固まってしまった私にそっと手を伸ばしクスリと意地悪な表情のまま笑ったホソクくん。
ゆっくりと眼鏡を外し、髪ゴムもするりと取られて。
HS「……レナ、なんて嘘もバレバレ。
最初から俺はAさんだって気づいてたよ。」
「あっ……ホソクくんっ……返してっ、」
HS「いつもそんな顔で見つめられて……
ははっ!何なら俺のここ、触ってみる?」
「…………!……ご、ごめんなさいっ!無理無理無理……
だめです!」
HS「……ふははっ。すげー真っ赤。
ね、これ返して欲しかったら俺と約束しようよ。」
頭がいっぱいいっぱいでおかしくなりそう。
触ってみる?なんて聞かれれば本音はすぐにはいっ!って答えたいけどやっぱり無理です。
……だって、まさかホソクくんに全部バレバレだったとは思わないじゃないかっ。
取られてしまった眼鏡と髪ゴム。
これがないと私、仕事できない困る!なんて自ら地味を望む私は何だか色んな事がありすぎて最早泣きそうだ。
HS「俺があそこで講師やってるのナイショにして?
それが出来ないならこの眼鏡も髪ゴムも返さないしAさんは俺の下半身ばっか見てる破廉恥なコっていうのも社内にバラそうかな。」
「…………言いません!……言わないのでもう返して、」
HS「……そ?……じゃお互いにこれはヒミツって事ね。
約束だよ?」
「……ひゃ、……ホソクく、……んっ……!!」
いきなりぐいっと手首と腰を引き寄せられて。
驚く間もなく目の前には綺麗に目を伏せたホソクくんの超至近距離のお顔。
どアップのそれ以上に驚きが隠せないのは唇にふにっと伝わる柔らかさとその熱だった。
……え、私ちゅー、されてる…?
「………んっ、ホソクくんっ、……やっ」
ちゅ、っと小さなリップ音が響いて唇を食べられて。
何が何だか分からずそれでも必死にホソクくんの肩を叩けばそっと離れた互いの唇。
……静まれ、私の心臓っ……
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そく - この物語全て大好きなんですけど個人的にジンくんが好きなので内容覚えちゃうくらい何度も見ました!もし主さんがこれを見てたらなんですけどBTSuniversestoryでこの物語を原作に作ってもいいでしょうか??ダメでも全然大丈夫です!私の心の中で作っときます(^ ^) (2021年7月31日 18時) (レス) id: 310a7f1ac2 (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイ(プロフ) - 恋撫さん» わぁー!読んでくれたんですか嬉しいですー!(*^^*)遊びきてくれてありがとうございます!私も応援してますお互い頑張りましょう( ≧∀≦)また絡んでやって下さいね(*^^*) (2020年10月18日 21時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
恋撫(プロフ) - war of hormoneの余韻がすごいです( ; ; )もう私は完全に無抵抗で堕ちました(笑)応援してます!!ときめきをありがとうございました! (2020年10月17日 20時) (レス) id: 4eea0a6eff (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイ(プロフ) - ぎゃああああ!恥ずかしい!キュンキュンして頂けるなんて嬉しすぎます!(*^^*)これからもよろしくお願いいたします頑張りますね!(*^^*) (2020年10月16日 7時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
馬。 - ぎゃああああああやばい悶える。。...ベッドの上で踊ろうだって。え。え?()表現天才すぎません???好きなんですけど!!私も言われたい!!(ピョンテ)キュンキュンします。。応援してます (2020年7月31日 21時) (レス) id: b0bae0960c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぱーふん | 作成日時:2019年3月7日 20時