おしがま！！

☆えり3 ページ16

(とっ、トイレ行きたい・・・！！！なんでぇ


っ！？まだ授業始まったばかりだってぇー！！おし


っこぉぉぉ〜泣)


えりが尿意に襲われたのは4時間目が始まった時だっ


た。


(くうぅんっ！！我慢できないんだけどぉぉ)


意外にもすぐ限界がきそうだ。


(朝トイレ行ったし、普通なら我慢できるのにぃ)


周りをみる。授業にみんな集中していて、言い出せ


る雰囲気ではない。


しょろっ


(んんんっっっ！！！やばいっ・・・漏れちゃうよ


ぉっ 押さえてもバレないかなぁっ？？)


確認してすぐ押える。しかし尿意は収まらない！


ついに足を組んだ。


(あと30分・・・！！無理かもぉ・・・ もし漏ら


したら・・・・りんみたいにっ・・・泣)


もう尿意は増していく一方。えりのそわそわももう


やめられない。



しょろろろっ


(あぁんっ！もうパンツ濡れてるよぉっ泣


どーしよっ泣)


股のところは蒸れていた。アンモニア臭がかすかに


香る。


(おしっこぉぉぉ！！トイレに駆け込みたいっ)


えりはあることを思いついた。


(先生に、トイレ行きますって叫んで走っていけば


いいんじゃない・・・？答えを聞く余裕ないから


っ)


恥ずかしいなど言ってられなかった。強行だ。


「先生っトイレ行きますっ！」


えりは立ち上がって言った。漏れそうだったが必至


に我慢した。


教室がざわ付くのを聞きながらトイレに急ぐ。


(くうぅんっ！すすめないっ！)


少しでも手を離したら漏れてしまう。


ゆっくり急ぎながら向かう。


(あぁっ 早くトイレにっ！漏れぇるぅぅっ)


トイレが見えてきた。漏れるのは時間の問題だ。


しかしそこで、前に進めなくなった。


(あっ、歩いたら漏れぇるぅぅっっ！！！)


えりは床にしゃがみこむ。座って必至に押える。


しかし、指の隙間から液体が出てきた。


「きっ・・・！！！んんんっ！！」


止めようとひっしに押さえてるが止まらない！


(はぁんんっっっ！！スカートがぁっ！泣)


全て出し終わったあと、床には大きな水たまりが出


来ていた。


えりはそのまま保健室へ向かった。





後日、ゆうやはりんに報告した。


「えりに復讐したよ。


りん。我慢しちゃだめだよ。ちゃんと俺に言わない


と。な？


辛かっただろ？俺らはそれを半分にするために一緒


にいたんだから。」


りんとゆうやはその後、幸せな暮らしを送った。

☆作者→←☆ゆうや1

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す