無口少女、だけど本当は…？３【忍たま】

無口少女 忍務 ６ ページ8

そろそろか





あいつらが私達に









火のついた小瓶を投げてきた





それを狙っていた私は手裏剣を投げ









ﾄﾞｶｧﾝ、ﾊﾟﾘｨｨﾝ









爆発させた





『…早く行け』





こちらを向きながら走っている中









三郎だけが動かなかった









私は









ﾄﾞﾝｯ









三郎を思いっきり押し出した









.









.









.









『不破雷蔵あるところ鉢屋三郎あり…でしょ』









.









三郎「なんでｯ…」









.









.









三郎「なんでいま笑うんだよｯ！！」









.









布を外して優しく、とても優しく笑う姿に









相手の忍者さえ見とれ、心を奪われる









美しすぎて、人間なのかと疑われる









でも









いま笑われても









誰も嬉しくはなかった

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜









八左ヱ門「……ｯくっそがぁぁぁぁぁぁ！！」









三郎以外はみな、涙を流している









三郎は絶望に浸っているのだろうか









三郎「……ｯ八左ヱ門！」









八左ヱ門「……え」









それとも別のなにかか









〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜









みんなは無事だろうか









まぁ、そんなこと









ｶﾞｷｨﾝ









帰ってたら確認すればいい

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