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太「それこそ、まとめる力があるんじゃないの?」
桂「自己中なとこあるし、
この先まとめれんのか正直不安な部分もあるよ
みんな言わないだけで思ってる。」
太「…そうなんだ…。
なんでじゃあ本郷くんがなったの?」
桂「顧問のお気に入り。
廉の自己中なところなんてあの人知らないし。」
太「…不満があってそのまま続けてたら
チームプレーなんだから負けるよ。
なんとかしなきゃ」
桂「あいつに言ったらほぼ敵に回るからやめとけ」
太「…どゆこと?」
桂「嫌われたらのけられるぞ」
太「…そういうの、男の世界にもあんだね。
めんどくさ」
桂「まあでも、バスケ絡んでなかったら
いい奴なんだ、廉は。」
太「男女問わず仲良さそうだもんね」
桂「とりあえず、
あいつの機嫌は損ねない方が身のためだよ」
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テストも終わって夏休み突入。
大学受験の前年ということで
勉強にも気を配らなければならない。
でも、引退まで一年を切ってる。
夏休みは本腰入れて練習。
練習試合でもレギュラーとして使ってもらえてる。
もちろん公式戦でも。
練習終わりに、門のところに行くと
そこで女バスの子達三人が待ってた。
本「お待たせ」
俺の運命の人Aちゃんもその3人のうちの一人
廉とあと二人がその3人のところに走って行った
桂「じゃな〜」
本「また明日〜」
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桂「太輔、帰ろー。」
太「うん」
桂「いーよな〜、あいつら楽しそうで。
俺もあんな楽しそうにしたーい」
太「入れてもらえばいいじゃん」
桂「おま、ひどいこと言うのな?笑」
太「なんで?」
桂「あれみんな付き合ってんの。笑
あそこに俺一人で入れっての?笑
やだわ。笑」
太「…え?あ…そうなんだ。
ごめん、知らなくて。
ちょっとごめ、、用事思い出した
先帰ってて!」
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苦しかった。
すっごく苦しかったんだ。
胸が締め付けられた。
俺だけだった…?
君に出会えて本当に嬉しかったのに…。
君にはもうほかの人がいたんだね…。
会いたかったのは俺だけ…?
ううん、あの様子じゃ俺のことを本当に知らない。
前世の記憶があったのは俺だけだったんだ。
神様は残酷だ。
ふたりを生まれ変わらせたのに
俺にしか記憶をくれなかった。
苦しくて悲しくて切なくて…
夢中で走った
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IRIS(プロフ) - じゅりみつさん» おはようございます☆コメントありがとうございます!!!そう言っていただけてとても嬉しいです^^*これからも作者作品共々よろしくお願い致します! (2017年3月23日 5時) (レス) id: 7438c89ad9 (このIDを非表示/違反報告)
じゅりみつ(プロフ) - お疲れ様です!完結おめでとうございます!アフターストーリーまで楽しく読ませて頂きました(^^) (2017年3月23日 1時) (レス) id: cbc3fa0b60 (このIDを非表示/違反報告)
IRIS(プロフ) - み れ いさん» ふふ♪♪もどかしいですよね笑 書いててももどかしかったです笑 やっぱり主人公ちゃんと太輔くんの引っ付いた妄想ばかりが先走るので廉とはあまり絡みがなく書いてしまいました…笑 (2017年1月18日 20時) (レス) id: 7438c89ad9 (このIDを非表示/違反報告)
み れ い - IRISさん» 早く二人が引っ付かないかなってドキドキしてましたよ(笑) (2017年1月18日 20時) (携帯から) (レス) id: 6b6a0a8995 (このIDを非表示/違反報告)
IRIS(プロフ) - み れ いさん» こんばんは☆☆☆わあああ!嬉しいです!!ありがとうございます!!どうですか?読んだ感想は…笑 (2017年1月18日 20時) (レス) id: 7438c89ad9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:IRIS | 作成日時:2016年12月13日 22時