わすれなぐさ〜T.F〜

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太「よろしく…//」


「バスケ部なんだったら私も同じなの。♪！」


太「えっ、そうな



担「じゃあHR始めるぞ〜」



生「きりーつ」








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会話を遮られたまま、１限は移動教室。




桂「俺、桂木勇気。よろしく〜
移動教室だから、一緒に行こーよ」



俺の前に座ってた人が声かけてくれた



太「ありがと。」



桂「名前、なんだっけ？」


太「太輔 」


桂「太輔ね。俺は勇気、よろしくな
俺もバスケ部だからさ、仲良くしよーぜ〜」



一人、友達が出来た。









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俺の隣のあの女の子は人気者みたいだ。


男女問わず、人だかりができる。そんな子。





なんだか俺は目を話せなかった。





朝、俺に向けてくれた最高の笑顔が忘れられない。









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それから放課後までその子とは話せず。



勇気に連れられて、バスケ部の見学へ。



川越高校男子バスケットボール部のキャプテンは
木村さん。…正確に言えば元 だけど。




俺の行ってた樫野中学の
一つ上の男子バスのキャプテンでもあった人。



かっこよくて運動も出来て勉強もできる完璧な人。





木「お前が来てくれたら心強いわ〜(笑)」


太「こんにちは！久しぶりですね！
まさか敵だったのに味方になるとは、ですね(笑)」


木「まあ、味方っていっても
もう俺引退してるからさ(笑)
ウィンターまで残ってるだけだから笑」


太「でもまた先輩と一緒に
バスケできるなんて嬉しいっす」


木「荒木高校と練習試合した時
お前の成長ぶりにびっくりしたよ、ほんと
まさか負けるなんてなー。笑」



太「ははは(笑)」



木「キャプテンだったじゃん？
やじゃなかったの？ここくんの」


太「仕事の都合なんで仕方ないです。笑」


木「今のキャプ、あいつ」


太「どれ……あ、
あの背高くてかっこいい人ですか？」


木「おーい、本郷！」


本「はいっ」





木「こいつ、今日転校してきてバスケ部入部する
藤ヶ谷 太輔。
荒木高校のキャプテンだった奴」



本「えっ、あのめちゃくちゃ上手い人！？
初めまして！本郷廉です！」


太「よろしくお願いします」



本「藤ヶ谷くん、何組？」


太「Ｃ組です！」


本「…あー…Ｃ組なんだ。ま、よろしく〜」






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明日から練習入るということで
見学だけさせてもらった。




見学しながら、女バスも見てみた。




教室にいる時とガラッと変わった横の席の子。



やっぱ何してても目を惹く。

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