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あ「洗ってないよね…、これ」
太「…見た感じそうだよね。」
そうだよ、洗ってないよ。
だって…洗っちゃったら跡しかなくなるでしょ?
Aの血だったら怖くないから、って
俺は洗わなかった。
あ「キッチン、見てくるね〜」
太「…うん」
そのキッチン、
君のことをリビングにいても見れるように
そして、君も俺も好きだった海を
料理をしながら眺めれるようにって……
今のAを通して、感じてくれていますか?
あなたが叶わかなったこと、今していますよ。
太「ちょっと庭に行ってくるね」
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あ「……なんだろ」
一冊のノートを見つけた。
レシピノート と題されたもの。
私の得意料理や好きな料理ばかり書いてある。
それに……
太輔くんの名前と誰かわからないけど新という名前
が記載されてた。
あ「誰が書いたの?」
裏をめくると…北井A そう書かれてあった。
あ「………わたし…?」
つまみ食いダメだよ、とか事細かに書いてある。
あ「……この家って…何なの…?
太輔くん、、あなたは知ってるの……?」
私はこっそり玄関へ向かった。
.
.
あ「……写真見てもいいよね……?」
こっそり…こっそりだから。
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太「何してんの?」
あ「…っ え…っ?いや、、なにも…」
太「…それ、見ようとしてたよね?」
あ「…勝手にごめんなさい……。
太輔くん、これ…見てくれる?」
太「……それレシピノート……
どこで見つけた?」
気づかなかった。
痕跡は全て隠したつもりでいたから。
あ「………これがレシピノートだって
何で知ってるの?
私まだ題名見せてないよね?」
太「…それは言えない。どこで見つけた?」
あ「…そう。言える日が来たら…また教えてね
キッチンだよ。
引き出しの奥にしまってあったの。」
太「…貸してくれる?」
あ「うん」
俺は、ほかのノートがあるところに一緒に立てた。
あ「…あのノートに、太輔くん、新さん
その名前が書いてあったの。
それに……私の名前も。
……何なの?
私あんなの書いた覚えないよ?
なのに、私の得意料理だったり好物だったり…」
太「………いつか、君は思い出してくれると思う
その日まで…俺は待ってる。」
あ「…私が何か忘れてるの?」
太「…うん」
大切なものをね。
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IRIS(プロフ) - じゅりみつさん» おはようございます☆コメントありがとうございます!!!そう言っていただけてとても嬉しいです^^*これからも作者作品共々よろしくお願い致します! (2017年3月23日 5時) (レス) id: 7438c89ad9 (このIDを非表示/違反報告)
じゅりみつ(プロフ) - お疲れ様です!完結おめでとうございます!アフターストーリーまで楽しく読ませて頂きました(^^) (2017年3月23日 1時) (レス) id: cbc3fa0b60 (このIDを非表示/違反報告)
IRIS(プロフ) - み れ いさん» ふふ♪♪もどかしいですよね笑 書いててももどかしかったです笑 やっぱり主人公ちゃんと太輔くんの引っ付いた妄想ばかりが先走るので廉とはあまり絡みがなく書いてしまいました…笑 (2017年1月18日 20時) (レス) id: 7438c89ad9 (このIDを非表示/違反報告)
み れ い - IRISさん» 早く二人が引っ付かないかなってドキドキしてましたよ(笑) (2017年1月18日 20時) (携帯から) (レス) id: 6b6a0a8995 (このIDを非表示/違反報告)
IRIS(プロフ) - み れ いさん» こんばんは☆☆☆わあああ!嬉しいです!!ありがとうございます!!どうですか?読んだ感想は…笑 (2017年1月18日 20時) (レス) id: 7438c89ad9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:IRIS | 作成日時:2016年12月13日 22時