わすれなぐさ〜T.F〜

2 ページ3

.



正式に(天国では)結婚した私たち。




結婚して五年目、ここの世界にみんな揃った。



あ「…太輔くん」


太「ん？どした？」


あ「あのね、今ぶあつーーい本を読み進めてるの
でね、
そこに生まれ変わりのことが書いてあったの。
私がここに戻った日キクさん夫婦は
生まれ変わったでしょ？
知りたかったの、で、見てたの
やっと見つけたんだ。」




太「それって、
どんなことすれば生まれ変われんの？」



あ「子どもをこの世界で作っていないこと
五年以上ここの世界にいること
双方が同意し生まれ変わりたいと願っているのか」



太「じゃ…俺達は条件揃ってるんだな！！
生まれ変われるじゃん！！！」



あ「生まれ変わった時、
お互いがお互いの生前の記憶があるのか、
生まれ変わってみないとわからないんだって。」



太「てことは…生まれ変わっても
お互いが覚えていないかもしれないんだよな…？
でも、俺は覚えてると思うんだ。
俺達何があっても離れないと思うんだ。
だって、そうだろ？
今までだって離れた時期もあったけど
ちゃんと二人に戻ったし、五年前だって
どこかに行ってたAが戻ってきたんだ。」




あ「そうだよね、絶対また会えるよね。
私も信じてる。」



太「じゃ、早速あいつらにも話に行くか〜！」







.









.









.



メンバーが同じ塔に住めるように
家を建てた。


そこのメインホールみたいなところに行くと
もうみんななんでか集まってた。





太「あのさ、ちょうどみんないるから言うわ。
俺達生まれ変わろうと思う。」



宮「生まれ変わるの！？
そんなことできるの！？」



あ「できるの、条件さえ揃えばね。」



玉「…条件って？」



太「子どもをこの世界で作っていないこと
五年以上ここの世界にいること
双方が同意し生まれ変わりたいと願っているのか。
それが条件。

あと、生まれ変わった時、
お互いがお互いの記憶があるのか、
生まれ変わってみないとわからないんだって。」




二「いいと思う。俺は、ガヤとAちゃんは
絶対生まれ変わってもまた結ばれると思う。」


宮「俺もそう思う。
ガヤさんとAっちなら絶対。」




千「…でも、不安はないの？」


太「あるよ、正直なところ。
でも俺は信じてる、また俺達で会えるって。」



渉「俺は賛成するよ」


宏「うん、俺も。
でも寂しくなるなぁ〜(笑)」






.









.






.






こうして、私たちの生まれ変わりは決定した

3→←1

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す