狂った愛に狂った私〜T.F〜

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仕方なく奥の怜に言われた部屋に来た。



潤「…へぇ、こんな部屋あるんだ」


あ「…っん」







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私たちは、愛のない行為をしてしまった。







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ベッドに寝転びながら話をした



潤「…なんで澟はこの仕事してるの？」



あ「お金のため。」


潤「…お金？」


あ「そ、お金。それだけよ」









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それからは潤くんが来る度に
この部屋で行為をするようになった。






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怜「…大丈夫か？」


あ「うん。最後までしてないから。」



怜「…それは大切な人とにとっておくんだぞ」


あ「…うん、、
でも私なんかを愛してくれる人はいないから…」



怜「いるから。絶対にいる。」




あ「…気長に待つよ…^^」



怜「今日はもう帰んな」







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私の両親……両親とも言いたくないけど。
その人たち、私のこと虐待してて…


夜の街にふらふらと歩く私を
かくまってくれたのが、怜。




私の三つ上の怜がヒーローに見えた。






あの人たちがいない時間に家に帰って
いるものだけ取って、私は家出をした。





で、今に至る。







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2003年


潤くんはコンサートに向けて
なにやら準備をしてるらしい。




アイドルなのにこんなところにいていいのかしら。





あ「バレたらやばいんじゃないの？」


潤「ここ、奥の奥だからわかんないって」


あ「知らないからね？」




潤「大丈夫。」






それでまた愛のない行為にうつる。



もう慣れたわ。






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明日からコンサートなんだ、パワーちょうだい



って、前日にも来た。




寝たほうがパワーアップになると思うけど？







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明日、頑張ってね。

と、私も頑張ったの…。









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そのコンサート最終日の事だった




潤「澟〜」


あ「お疲れ様〜 あれ？」


潤「メンバーと、後輩連れてきちゃった〜」



あ「えっ…」



マズいでしょー。さすがにそれは。



潤くんに続き６人入ってきた






あ「ちょっと。」

潤「ん？」



あ「未成年でしょ、あの子達」



二人を指さす



潤「確か、18と16だね」


あ「未成年は入店禁止よ？分かってるよね？」


潤「いーじゃん、俺達いるし♪」



あ「何かあっても知らないよ？」







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嵐 というグループだと今日初めて知った。

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