失った日々〜青峰大輝〜 2

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テツヤと大輝がやっとこぶしを合わせられた。
大輝が変わってしまってからずっと見られなかった光景

　『見れてよかった…』

早く準備をしよう。
これ以上ここにいたら行けなくなりそうだ。
私は控え室へと戻った。


―控え室―

小「あー本当に来た！」
　『小金井先輩!?それに土田先輩も！
　 どうしてもうここに？』
土「カントクが、Aちゃんがすぐに空港行こうとするから止めておいてって」


あぁ、さすが
何でもわかってるな、カントクは。

そう思っていると扉が開いた。

伊「おっ、カントクの言った通りだな」

ぞろぞろとみんなが入ってくる。

日「なに挨拶なしに行こうとしてんだよ」
　『キャプテン…すみません
　それじゃあ私は行きますね、さよなら』
日「おう。
　 じゃねーよ！アホか、お前はー！」

だってこれ以上しゃべったら…

　『うぅ…だってもう我慢できないじゃないですかー！
　 いやだっ、まだみんなといたい！』
木「俺らだって同じだ。 まだみんなAといたいよ」
1年ズ「「でも一緒にいるためにもしっかり病気治してきてください」」
小「俺らなら大丈夫！」
水「コクコク」
土「うん」
伊「安心していってこい！」
火「キセキの世代なら俺が！」
黒「僕たちが倒して、戻します！」
相「ちゃんと戻ってきなさいよ」
日「ムリはすんな」

　『みんな…あ、ありがとうございますッ！』

そしてとびっきりの笑顔で
私の本当の笑顔で

　『みんな絶対勝って勝って勝ちまくってください！』
全「「おうっ！」」

　「話は終わったみてーだな」

聞きなれた声が扉の方からした

　『大輝！？』

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