第4章 ページ31
数原 龍友side
涼太の手を握って
涼太の頭を撫でていた
「ごめんなぁ、涼太」
涼「ｯ…」
「涼太？おきたか？」
涼「…」
そうか、喋れないのか…
「涼太、龍友やで。わかる？」
涼「ｯ…(泣」
「文字、書こうか？
聞こえる？」
そう言って、スマホを取り出すと
ｷﾞｭｯ
「涼太？」
涼「ｸﾞｽﾝｯ…ﾋｯｸﾋｯｸ」
「よしよし、どうした？」
涼「お、、そい…」
「んー？」
涼「は、なれ…ないで(泣」
涼太は、すごく小さな声で
そう言ってきた
「涼太、喋れるやん！
声、出たやん！
さすが、涼太や！
そのうち、耳も治るで！」
涼「ｸﾞｽﾝｯ…」
「それとな、涼太
新メンバーの事やけど…」
その話を持ち出した瞬間
涼太の抱きしめる力が強くなった
「ごめんな、加入を
止められなくて…
けどな、皆涼太が良くて
イニシャルが、涼太と同じ子を
選んだし、容姿が似てる子を選んだ
でも、涼太じゃなくて
皆、落ち込んでるんだよ
だけど、涼音も仲間やから
外す訳にはいかない…
皆、その気持ちと葛藤してる
涼太を、探すことは誰も
辞めてないんだよ」
涼「…GENEで、かつ、どう
できな、くて、もいい…
皆と、いたい(泣
1人に、し、ないで、、ｸﾞｽﾝｯ」
涼太の目から、涙が止まらない
あんなに顔色悪かったのに
泣きすぎて、顔が真っ赤
「俺、HIROさんにお願いする
仕事終わったら、この家に
来ていいか。
せやから、泣くな？」
涼「…」
涼太は未だに涙を流してる
HIROさんに話をしたくて
俺は、涼太を連れて
下に降りた
HI「涼太…お前
部屋から、出てきた…」
「HIROさんお願いです！
仕事はちゃんとやります！
だから、終わったら
ここに通わせてください！
お願いします！」
HI「…ダメだ」
「涼太が、1人にしないで！
そう言ってくれたんです！
声出ないはずなのに、ちゃんと
喋ってくれたんです！！
もうこれ以上、涼太を…
傷つけたくないんです！」
相当大きい声で言ったけど
涼太には聞こえただろうか。
HI「涼太が、喋った？」
「はい！苦しそうな声で
必死に訴えかけてきました！」
HI「涼太…」
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りさ - 私も続きが気になります。できれば続編を書いて下さいお願いします (2019年12月11日 3時) (
レス) id: 633db925ae (このIDを非表示/違反報告)
灯里(プロフ) - 完結おめでとうございます！更新楽しみにしていました。出来ればでいいのですが、番外編などでもう少し続きが読めたら嬉しいです！ (2019年10月30日 19時) (レス) id: 2a4ede1487 (このIDを非表示/違反報告)
あやれお - いつも更新楽しみにしてます！DREAMERSのパスワード知りたいです！ (2019年9月20日 22時) (レス) id: 6e5bc93358 (このIDを非表示/違反報告)
あさ(プロフ) - DREAMERSのパスワード知りたいです…！いつも、面白い作品を書いてくださりありがとうございますっ！これからも、応援しています！ (2019年9月20日 11時) (レス) id: 36541a6451 (このIDを非表示/違反報告)
りなg(プロフ) - DREAMERSのパスワード教えてもらえますか？いつもお話楽しみにしてます！！ (2019年9月19日 22時) (レス) id: 12a3518566 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：lolww
| 作成日時：2019年7月22日 4時
