ヴァンパイア城のお姫様【男性声優】

Story 9 ページ9

香 「何かあったら電話してね？
すぐに助けを呼ぶこと！！」









『は、はい！！』









蒼「花澤さん心配し過ぎですよ〜
ほら、僕と壮馬くんもいるんですし〜」









香「ううっ…だって…こんなにミニスカの可愛い天使なんだよ？心配になるよ〜〜
さっきだって廊下歩いてたら誰の部下だか知らないけど変な目で見てたんだからね！？」







『香菜さんそれ気のせいじゃ…？』









香「気のせいじゃない！！！
Aさんって可愛いですよねって言ってたの！！」









香菜さんは私にぎゅーっと抱きついて離れない









『香菜さん、蒼井さんと斉藤さんがいるので大丈夫です！！』









香「Aちゃんは分かってない！！
蒼井くんも斉藤くんも男なんだよ！？」









『お二人共優しい方ですし大丈夫ですよ〜』









香「ちっ……
二人共いい！？Aちゃんをちゃんと守ってよね！！」









蒼、斉「「は、はい……」」









黒い高級そうな車に乗り込むと車は動く









しばらくすると大きな門が見えてきた









門を潜り木の間を抜けていくと大きな建物が見えてきた









『あれが学校ですか？』









斉「うん。そうだよ♪」









学校というよりお城という感じの建物。









車が止まり、運転手さんがドアを開けると周りには大勢の女子生徒。









蒼井さんと斉藤さんが先に降りるときゃーと歓声が上がる









「翔太様、壮馬様おはようございます！！」









蒼「みんなおはよ〜♪」









蒼井さんと斉藤さんは車から降りようとした私に手を差し出した









蒼、斉「お手をどうぞ、お姫様。」









『あのっ、1人で立てますから！！/////』









蒼井さんと斉藤さんってこんなキャラだったっけ？と思いつつ1人で立つ









それより女子生徒の視線が痛い









「翔太様、壮馬様！！この子誰なんですか？」









斉「この子は前学園長のお嬢さんだよ。
鳥海さんが偶然見つけてさ、今は城に一緒に住んでるよ。」









「という事はリュカ様の…」









そうこうしているとチャイムが鳴った

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