Story 6 ページ6
パチッと目を覚ますとそこはふわふわなベッドの上
『私…また戻ってきたんだ…』
ピンクで包まれ、シャンデリアなどの豪華な装飾がされた部屋は私には似合わないほど。
コンコンとノックの音が聞こえ、人が入ってきた
香 「調子はどう?」
『あっ……だ、大丈夫です…』
香「あんなこと言っちゃってごめんなさい。
びっくりしたよね。けど私達は貴女の血を頂くことはないから…多分…」
『多分…ですか?』
香「このお城には私以外にもう1人女性が住んでいるの。その人も吸血鬼だけど、人の血を直接吸うことはしないわ。
ただ……」
『ただ…?』
香「満月の日の夜は決して1人で動かないこと。
みんな満月の日は興奮状態に陥っているから。いつ襲われるか分からないから私かもう1人の女性の所にいてね。」
『はい!!』
香「はぁ〜可愛いなぁー癒し〜」
『???』
・
・
・
香菜さんは私をここに住むもう1人の女性の元へ連れていってくれた
私の暮らしている部屋の階は女性専用で隣の部屋は香菜さん、その隣にはもう1人の女性が住んでいた
香「みゆきさーん!!香菜ですー!!」
「はいはーい!!」
ガチャとドアが開くと綺麗な女性が出てきた
み「あら、貴方がリュカ様のお嬢さん?」
『は、はい…Aといいます…』
少し怖くなって身を縮めていると彼女は私を抱きしめた
み「怖がらないで!!私は何もしないから!
ていうか、この子可愛過ぎない!?香菜ちゃん!!!」
香「可愛いですよね〜癒しですよね〜
ヘレナ様によく似てますよね〜」
ヘレナというのは私のお母様の名前
『お母様を知っているのですか?』
み「もちろん♪
だって、このお城で唯一のメイドだったんだよ。
それにリュカ様が一目惚れされたんだから。」
香「そろそろ食事の時間かな?
キッチンに行こっか!!」
『あっ、あの……』
み「大丈夫!!私たちがいるから!」
少し恐怖も残りつつキッチンに向かった
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龍音(プロフ) - 次の更新楽しみにしてます。 (2020年1月8日 2時) (レス) id: 7427045fe4 (このIDを非表示/違反報告)
かっすー(プロフ) - とても面白かったです。。続き楽しみしてます (2019年9月30日 20時) (レス) id: f97947379a (このIDを非表示/違反報告)
マモラブ(プロフ) - 続ききになる〜! (2019年3月5日 14時) (レス) id: 1a51efa440 (このIDを非表示/違反報告)
アセロラ - めっちゃ面白い!応援してまーす! (2018年11月25日 20時) (レス) id: e1f2e813cc (このIDを非表示/違反報告)
みかづき(プロフ) - いつもワクワクさせてもらってます!! (2018年11月11日 22時) (レス) id: 2025064cd6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅羽 x他1人 | 作成日時:2018年10月31日 0時