ページ ページ27
「よくわかんねぇけど…Aにはジブンがついてるから!
ハル兄にも言われてるし､学校内での安全は任せてよ!」
いまなんていった??
『ハル君…?
千咒､もしかして私を見守れとか言われて､わざわざ私に付いて回ってるの? 』
こんなに広く色んな身内まで巻き込んで…
なんでこんなに心配されるんだか｡
「ち､違うぞ! ジブンがAと一緒なのが嬉しいのは間違いじゃない｡
それに､学校以外だとハル兄達に邪魔されてAと一緒に居れないことが多いからな!
むしろ独り占めできて役得ってやつだ!」
『…そっか! 私も千咒が居てくれるのは安心するし､すごく嬉しい｡
(ハル君になんか言われたんだね…隠しきれてないけど､秘密にしたいっぽいから聞かないどこ)
でもまぁ改めて､今まで以上に仲良くしようね｡ 千咒!!』
「おぅ! A大好き!!」
『きゃっ! ちょっと､抱きつく加減は調節してほしいんだけど!』
「Aは体幹良いから受け止められるだろ」
『いやいや忘れたの? 朝､抱えきれなくて地面に頭ぶつけたんですけど?
というか､通学路でこれは流石に目立つ…』
「朝イチだったからだろ､今は受け止められてるし!
目立つ分には何も問題ないし､仲良し見せつけようぜ!!」
『千咒は問題なくても､私はあんまり目立ちしたくないんだよなぁ…』
「ふーん､Aって変わってんね」
『えぇ…』
「ほらほら! 学校向かうぞ!」
私の手を引いて走り出す千咒
『ほんと､朝から元気いっぱいだね…』
このあっけらかんとした元気に救われてる部分もあるから
私も手を握り返して､やれやれと思いながら
歩みを速めた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 186人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
graybear(プロフ) - キクラゲさん» キクラゲさん､小説楽しんでもらえて嬉しいです! そう､厄介なほどに面倒みてくれますw! 優しいお言葉…ありがとうございます!! 頑張ります๑•̀֊•́)و (5月15日 20時) (
レス) @page18 id: 404779e45b (このIDを非表示/違反報告)
キクラゲ(プロフ) - ヤバイ、面白い！ 皆面倒見がいいですねw！ ゆっくりでいいので更新頑張ってください！ (5月15日 18時) (レス) @page18 id: bf82bf2975 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：graybear | 作成日時：2023年4月29日 20時
