遠くから眺めておきたいのになんで巻き込んでくるのかな？！【Prolog】 (ページ14)

今日:4 hit、昨日:33 hit、合計:6,561 hit

どこぞのトランポリンだページ14

＿メインストリート

ということでやってきた。エンカウントは嫌だエンカウントは嫌だエンカウントは嫌だエンカウントは嫌だ(何処ぞのポ〇ター)

グリム「ふわぁ～……スゲーんだゾ。ここがメインストリートか。昨日はよく見てなかったけど、この石像は誰だ？ 7つあるけど、なんかみんなコワイ顔。このおばちゃんなんか、特に偉そうなんだゾ。」
ユウ「(これ不思議の国のだよね)」
『(ですです。) 』

？「ハートの女王を知らねーの？」
グリム「ハートの女王？偉い人なのか？」
？「昔、薔薇の迷宮に住んでた女王だよ。規律を重んじる厳格な人柄で、トランプ兵の行進も薔薇の花の色も一切乱れを許さない。マッドな奴らばっかりの国なのに誰もが彼女には絶対服従。なんでかって？規律違反は即打ち首だったから！」
グリム「こ、こえーんだゾ！」
？「クールじゃん！オレは好き。だって、優しいだけの女王なんてみんな従わないだろ？」
グリム「確かに。リーダーは強い方がいいんだゾ。っていうか、オマエは誰だ？」
エース「オレはエース。今日からピカピカの1年生。どーぞヨロシク♪」

き、きたぁぁぁぁ！エース･トラッポラ！箱推しだけど彼氏にしたいランキングでは第2位！1位は誰かって？もちろんそれは最推しのシルバーだよ(真顔)

グリム「オレ様はグリム！大魔法士になる予定の天才だゾ。こっちの冴えないのはユウとルカ。オレ様の子分たちなんだゾ。」

おい冴えないとはなんだ、冴えないとは。

エース「ユウにルカ？珍しい響の名前だな。」
ユウ「子分じゃないです…」
『……ﾄﾞﾓ』

心の中がこんなに荒れていてもリアルはコミュ障。陰キャオタクには目の前に推しがいる時点で倒れてる。踏ん張った挙句声を出せた自分はえらい。ユウちゃんもこっち見てよく頑張ったと目配せしてくれた。すき。
エースは新種の生き物でも見つけたこのような顔をしてる。なんだおめー。喧嘩か？買うぞ？

グリム「なぁなぁ、エース。それじゃあっちの目に傷があるライオンも有名なやつか？」
エース「もちろん！」

･
･
･

エース「クールだよなあ〜。

……どっかの狸と違って。」

お前は何故すぐそうやって煽るんだ！！