世話の焼ける人。【国木田独歩】

20独歩 ページ21

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｢！｣

｢Aさん｣

続きは、云えなかった。何故なら、国木田に口許を抑えられたから。

｢その先は＿＿俺に云わせて下さい｣

真っ直ぐで真剣な瞳。国木田は手を下ろす。そんな期待させるようなことを云われて、私は思わず顔を赤らめる。

｢俺は、Aさんのことが好きです｣

｢＿＿＿ッ！、？｣

両手で顔を覆う。顔に熱が集まるのが解る。嗚呼、恥ずかしすぎて茹でダコになりそうだ。

｢Aさん？｣

｢うるさい馬鹿木田｣

｢ば、馬鹿木田…？｣

まあ、ほんとはただの照れ隠しだ。人の台詞遮っておいていい所取りなんて許せないからね。

｢私も好きだよばーか！国木田の馬鹿！｣

こうなったらもうヤケクソだ！

｢嬉しいです｣

え、何何待って待って待って。国木田ってこんなふにゃ、って可愛く笑えるわけ？は、聞いてないんだけど。

｢Aさん、国木田じゃなくて、独歩って呼んでください｣

いきなりそんなこと云われても…。恥ずかしすぎて死ぬ、！

｢ど、どっぽ…｣

｢はい、Aさん｣

こ、この男…。中々遣手じゃないか……。

ふふ、いいだろう。そっちがその気なら、こっちにだって考えがある。

｢…！？｣

｢んっ、…｣


私は国木田の頬に手を当て、触れるだけの軽い接吻をした。軽い接吻でも、不意打ちには十分だろう。




＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿



急展開過ぎてすみません。もうそろそろいいかなと思いまして一気に書きました。

私、小説は全部iPhoneのメモで書いてからコピペって占ツクに載せるんですけど、その時に間違って消しちゃって、このお話もう1回書き直したんです…。

ほんとに面倒だったしちょっと内容も変わったし最悪ですほんとに。これからは気をつけます(--;)

あとちょっとキャラ崩壊注意です。

自分でも何が何だかよく分かりません。深夜テンションってことで勘弁して下さい。

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