少女の謎 ページ11
『はぁ!』
私は朝早く起きて、素振りをしていた。
素振りの事は利家さんにも秘密で…
本で習った事と利家さん達の振り方の真似だけど自分らしいやり方を見つけよう。こんな事この時代の子供でもやらないだろう。でも、秀吉様達の傍にいる限り強くならなくちゃ!
そう思って私はまた素振りを始めた。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――秀吉「……なんでAはあそこまでするんだろう。隠れて利家に鍛錬してもらってるし、見様見真似で素振りやってるし……」
そこまで下手なわけじゃない。いやむしろ上手い方だ。でも何であそこまで… 彼女の血がだけでも豊臣軍にはかなり嬉しい事だ。なのに彼女は戦ついて本格的に知ろうとしてる。あんな子供がしかも女の子が戦場の場で怖くないはずない。勉強も、鍛錬も何故そこまでする必要があるのだろう。しかも礼儀正しく、可愛く、頭も良く、とか他にも色んな所で色んな人達の周りで、彼女は噂になっている。どうして出来るんだろう。しかも彼女は突然現れた、白い光に包まれて彼女はいったい何者なのだろう
そんな事を思ってると彼女は素振りを部屋に戻って行った。その時どこか悲しい顔をしていた。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
―もっと、もっと、もっと強くならなくちゃ、私はこんなのじゃダメなんだ。自分が誰かも分からずただ、頭のいいだの礼儀正しいだのそれだけじゃダメなんだ。それだけじゃ何の役にもたてない。もっと、もっと、もっと強く強く強く、みんなを守れるくらい強く―
利家「おい、大丈夫か?」
『え!?あ、はい大丈夫です。』
利家「そうか、なんか悩みが会ったら言えよ」
『はい』
そう言って私は嘘をつく、もっと強くなるため
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
利家「なぁ、最近アイツ変じゃないか?」
三成「確かにそうですね、勉強に集中出来てないし」
半兵衛「それに、笑顔が全部偽物になった。」
官兵衛「悩みを聞くと言っても無茶に笑顔作って大丈夫って言うしな」
秀吉「……………………」
半兵衛「秀吉様?」
秀吉「半兵衛、官兵衛お願いがあるんだけど」
半兵衛「?」
官兵衛「?」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
例え何があろうとも強くならなくちゃ
[そう貴方は強くなれ、開花の満月の日のために―]
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夜桜 - 毎日のようにこの小説を見にきています^_^水輝さんの小説は全部好きですよ(^ω^) (2018年10月28日 7時) (レス) id: 5d10c2b758 (このIDを非表示/違反報告)
水輝(プロフ) - あかりさん» こんな小説を見てくださってありがとうございます。自分でも秀吉の独占欲の強さにびっくりしています。これからも頑張るので応援お願いします。 (2017年10月30日 18時) (レス) id: 0cb07f1fa2 (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - もう、ストーリーがたのしくてニヤニヤしちゃう笑 これからが楽しみです!小説書くのうますぎます! (2017年10月30日 18時) (レス) id: b1e96ee601 (このIDを非表示/違反報告)
水輝(プロフ) - ○さん» すみません。気おつけます。 (2017年10月29日 12時) (レス) id: 0cb07f1fa2 (このIDを非表示/違反報告)
○ - 誤字が多くて読みづらいです…でも話は面白いので読んでて楽しいです。 (2017年10月29日 4時) (レス) id: e9c7c0f0e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水輝 | 作成日時:2017年10月1日 19時