戦闘 ページ17
一刻も速くこの場を離れたい私の気分など
お構い無しにこの太宰治は喋り続ける
太「いやはや驚いたよ。
ここは魔都横浜一の貧民街。
あるのは粗末な家とも呼べない荒屋に
礼儀のなっていない住民達。
そこらかしこにいるネズミ。
そんな荒みきった街にまさか
これほどの美人がいたとは思わなかったよ
Aちゃん、突然すぎるかもしれないが
ここはどうかひとつ人助けだと思って
私と、心中していただけないだろうか。」
『ごめんなさいッ!無理です!』
ヤバイ奴だ。関わりたくない!
私は太宰さんの手を振り解き全力疾走した
なんとか基地に逃げ込んだ私だが、
運悪く逃げ込んだ先の基地が
白瀬管轄の基地だったので追い出されは
しなかったものの歓迎はされなかった。
そう言えば、ポートマフィア。
何しに摺鉢街ヘ来たんだ。
なんとなく胸騒ぎがした
『コレちょっと借りるね。』
白「はぁ?!お前勝手に、って、オイ
どこ持ってくつもりだ。」
『すぐ返すから!』
私の嫌な予感はどうやら当たったらしい
摺鉢街の一角で微かに戦闘音が聞こえる
ポートマフィアと羊がもし戦っているなら
洒落にならない。
今度こそ私を含めてみんな殺される!
私は戦闘音の鳴る方へ走った。
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( 。ω。) - オリフラ(オリジナル作品というタグのこと)ついてますよ! (1月3日 8時) (レス) @page2 id: 550fd98a77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ノアイユ | 作成日時:2024年1月3日 3時