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轟音 ページ16

私が幹部に復帰してしばらく経ち、
基地でも平和な日常が戻ってきた。




あれから羊の王はよくここに居座るようになり
私達も彼を中原さん呼びから気軽に中也と
呼び捨てにできるくらいには仲良くなっていった。



『えーと、じゃあ中也にお願いするのは
 にんじん、酢、キャベツ後は、卵も
 お願い。ちゃんとやって来てよ。』


中「ハイハイ、分かりましたよ。
  たくッお前くらいだよ、俺に
  おつかいなんか頼むのは。」


『働かざる者食うべからず
 中也といえど特別扱いはしない主義。
 同じ幹部の私もおつかいだからお互い様。
 じゃ、私こっちだから後でね。』


中也と別れ摺鉢街を1人でのんびりブラブラ歩く


最近平和すぎて体も頭も鈍りそう
空、雲一つない、いい天気


そう思いながら空ばかり見つめて
歩いていたのがいけなかった。


ドンッ


誰かに勢いよくぶつかってしまった。


『ごめんなさい!前方不注意でし・・・た・・』



終わったと思った。

ぶつかった相手のほうを見る


全身真っ黒のスーツにマフラーを引っ掛け
モノクルをかけた紳士




私はこの男を知ってる、見た事がある。


奥様とホテルのパーティに付き添った時、
ポートマフィア首領の護衛をしていた人



この紳士はポートマフィアだ
それもかなり上の人間だろう


『失礼致しました!では急いでおりますので。』


逃げるが勝ち
そう判断した私は即座にこの場を
全力で去ろうとした


が、


何者かに腕を掴まれた。


コレハホントニヤバイ・・・


恐る恐る後ろを振り向くと腕を掴んでいたのは
中也と同い年くらいであろう少年


紳士と同じく黒スーツ
だが、体中に包帯が巻かれ
異様な空気を放っていた


もっともそう感じるのはポートマフィア構成員
と思わしき彼には似つかわしくないであろう
少年のような無邪気な笑顔を私に向けているから
かもしれない


?「ねぇ君!名前は何だい?」



『え・・・・AAです・・・』


太「Aちゃんか、私は太宰。太宰治だ
  よろしくね♪」


『・・・どうも。』

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( 。ω。) - オリフラ(オリジナル作品というタグのこと)ついてますよ! (1月3日 8時) (レス) @page2 id: 550fd98a77 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ノアイユ | 作成日時:2024年1月3日 3時

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