検索窓
今日:1 hit、昨日:4 hit、合計:513 hit

MUSEって? ページ1

横濱に聳え立つ黒い5つのビル

その日は清々しい程の晴天だった。


照りつける太陽に反射してキラキラと光る
そのビルは黒く禍々しい雰囲気を醸し出しながら
何処か神秘的な気配を感じさせた。



その5つの内、一際立派なビルの最上階に
ポートマフィア五代幹部、中原中也はいた



長く広い廊下を歩いて、重厚な作りの扉を
上品にノックする。


中「失礼します。」




入った部屋は恐ろしく豪華な部屋だった。
床は赤の高級絨毯で覆われ、
ガラス張りの壁は横濱の景色が一望できる
天井にはクリスタルのシャンデリア
家具は勿論オーダーメイド品である。



完璧な首領室。



しかし、そこにいた人物は何故か幼女に
厳しく叱責されながら、謎の動きを続けていた。



エ「リンタロウ!違うわ!ここはもっと腕を
  伸ばして!」

森「え〜。こうじゃダメかい?
  結構できてると思うけどなぁ〜?」

エ「全然違うわよ!」



中「・・・首領、これは一体何事でしょうか?」


エ「チュウヤ!」
森「中也君!」



中「お二人とも何をなさっているのですか?」



エ「ダンスの練習!MUSEってアイドルグループ
  のダンスがとってもかわいいの!」

中「MUSE?」

森「えっ、まさか中也君知らないのかい?」

森が驚いたように言うとエリスのほうも

エ「チュウヤ知らないの?!」

と心底驚いた表情を見せた。


中「し、知りません。アイドルに詳しくなくて」


森「そうか・・・いや、すまない流石に
  中也君もMUSEは知っているものとばかり
  思っていたが、知らないか。・・・・
  まぁ中也君は忙しいしね。」


中「そのMUSEというのは有名なのですか?」
エ「有名よ!」

中也の問いにエリスが間髪入れず言い返す。



エ「MUSEは世界中で超人気のガールズグループよ!
  社会現象まで作るくらいなんだから。
  チュウヤ、知らないなんて人生の損失よ!」



エリスの凄まじい勢いに冷静な中也もタジタジになる




森「実はね、今日の呼び出しはそのMUSE
が関わっているんだ。多分知らないと
  この任務は務まらないだろうから、
  そうだ、エリスちゃん。中也君にMUSE
の事を教えてやってくれ。多分私が説明するより
  わかりやすいだろうから。」


エ「任せて、リンタロウ。」

そう言って、中也に向き直ったエリスの瞳は
今まで見た事がないほど輝いていた。

MUSEとは→



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 6.7/10 (3 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
7人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

( 。ω。) - オリフラ(オリジナル作品というタグのこと)ついてますよ! (1月3日 8時) (レス) @page2 id: 550fd98a77 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ノアイユ | 作成日時:2024年1月3日 3時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。