か な で ろ 陸 【鬼滅の刃】【不死川実弥】

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烏｢相手ハ上弦ノ壱ダ、気ヲ緩メルナヨ｣




上弦の壱…!?

つまり鬼舞辻無惨の次に強い鬼…!!




烏｢既ニ時透隊士、不死川玄弥隊士ガ重症
今ハ不死川実弥隊士ガ戦ッテイル
ソノ内悲鳴嶼隊士ガヤッテクル｣




…え??時透くんが重症…????




『っ…』


烏｢コノ道ヲマッスグ行ッタ所ダ
ソノ足ナラ20秒ホドデ着ク｣



『…ありがとう、いってくる』




重症、つまり死んではない

大丈夫、大丈夫

死なせない

絶対に




最愛の人(実弥)がいる

大丈夫、大丈夫、悲鳴嶼さんもくる




『すーーはーーー…』




大きく深呼吸をする







許さない




死なせた




傷つけた




許さない




絶対に許さない



見えた




異様な雰囲気




おぞましい気迫




あぁ、こいつ、絶対強い




実弥がいる




…え??




今お腹切られた…？




それでも立ってる









絶対に許さない




絶対に許さない…!!









『響の呼吸、拾ノ型、小夜曲(セレナーデ)』




実弥に気が向いていると思って攻撃したが攻撃は受けられた

しかも攻撃を出される




なんとか避けきるが何だこの攻撃

相手は元鬼殺隊か？
刀を振るい呼吸を使っている…




不死川｢Aっ………!!｣


『ごめん、もっと早くこれたらそんな怪我負わなかったのに…!!
ごめん、ごめん…!!』




鬼の目には上弦、壱と書かれていた

遅かった…遅かった…!!

実弥はもうそんな怪我を負ってなんで立てているのかすらも怪しい状態だ




上弦ノ壱｢ふむ…ずいぶんこらえたが…ここまで…
動けば臓物がまろび出ずる…
して…そこのAといったか｣


『…！』


上弦ノ壱｢その呼吸は誰にも伝わらず消えたんじゃなかったのか｣


『…えぇ、そうです
誰にも伝わりはしなかった』


上弦ノ壱｢名をなんと申す？｣


『響波だ』


上弦ノ壱｢…そうか、継国の名は消えたが響波は残っていたのだな
お前もいらない子扱いされたのか？｣


『いいえ
肉親には子供がなかなか出来なくて子供は私一人っ子でしたのでむしろ逆
期待されすぎて疲れてしまった』


上弦の壱｢そうか、"うた"とは逆だったのか…｣




…うた??

それってもしかして




上弦の壱｢…!!｣


不死川｢フゥ、フッ、フフッ、フフフッ｣


『!!』


不死川｢猫に木天蓼鬼には稀血
オイオイどうしたァ？千鳥足になってるぜぇ
上弦にも効くみてェだなァこの血は!!
俺の血の匂いで鬼は酩酊する
稀血の中のさらに稀少な血だぜ
存分に味わえ!!｣

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